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見城徹

福田さんは絶望的な精神の暗闘をしたことがないんですね。それは悪いことではない。むしろ幸せなことです。「一般的」「常識的」「既成概念的」「共同体的」なものとクラッシュすることなく済んだ。吉本隆明は「共同体」にとっては「異端」です。特に若い時はそれが顕著です。僕もずっと「異端」を自覚して生きて来ました。多分そのままで人生を終えるでしょう。[マチウ書試論]が難解であるけれど、圧倒的に美しいのはそこに異端の人生を生きざるを得ない一人の人間の孤独な心情が投影されているからです。[マタイ伝]を文献として読んでも吉本にとっては意味がありません。学説や解釈や定説などどうでもいいのです。[マタイ伝]を血を流し、葛藤する一人の人間の精神の営為の表現として吉本隆明はどう読み、どう批評するのか?思想的にもプライベートにおいても絶望的な暗闘を繰り広げる吉本隆明の矛盾し錯綜する魂の絶唱。それが[マチウ書試論]です。

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見城徹のトーク
トーク情報
  • 見城徹
    死ぬために生きる死ぬために生きる

    見城さんが某ホテルの隠れ家的バーで昨夜飲まれたお酒

    ブラドノック 11年

    スコットランドのローランド地方で作られるているシングルモルトスコッチウイスキーで、熟成は元々バーボン樽として使用された樽の中で行われるこだわりの1本。

    遅くなり申し訳ございません。

  • 見城徹
    中川 剛中川 剛

    僕以外の家族が体調不良の中、仕事後の遠地通院、買い出しに家事…と何の変哲もない1日が過ぎた。仕事は一難去ってまた一難。どうにか運営していかねば。ただ、横田慎太郎さんのおかげで、目標はハッキリしているので自分が何をしたいのかは分かってます。そこに向けて球を投げ続けます。

    そんな中でも、映画「栄光のバックホーム」のプロダクションノートNo.124には大変感動しました。あの映画を観たら、間違いなくまた大泣きです。パンフレットも凄く期待しちゃってます。絶対良いパンフレットですもん。

  • 見城徹
    見城徹

    2025年11月19日。
    大阪で[mikami limited 50]を営む鮨職人・三上雅博がリトークしてくれた2025年5月の僕のトークです。↓

  • 見城徹
    三上雅博三上雅博


    おはようございます。
    本日は過去の投稿より、2025年5月の親父の投稿をリトークさせて頂きます。

    嗚呼、狂ってこそ人生。
    今日も今日とて、鮨に狂おう。

    本日も皆様、宜しくお願い致します。