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見城徹
コーヒー毎日3杯
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小池氏が批判した「アベノミクス」。これは、安倍氏が自民党の総裁として最前線で選挙を戦い、泥臭い戦いの果てに政権を奪還し、政策を進める上で立ちはだかる幾多の壁に挑み、一定の経済的成果を収めた結果、大衆が認めた勲章だと思います。 政党の代表として選挙で戦わず、選挙結果を見て政治的判断をすると主張する小池氏の「ユリノミクス」とやらは、言葉の重みが全くありません。軽い、軽すぎる。全て妄言としか思えません。

アベノミクスは日本経済の発展のために衆知を集め、研究に研究、塾考に塾考を重ねた上で、自らの責任でリスクと戦いながら命懸けで決断し、実行した経済政策です。それが効果を発揮し、いつしかアベノミクスと呼ばれるようになりました。政権を運営している側の経済政策ですから現実の洗礼を受けて確たるものになっている訳です。思い付きで、一夜にして考えた、根拠のない空想とは違います。ユリノミクスと自分で呼んで、よく恥ずかしくないなと思います。もしも希望の党の側の勢力が過半数を制した時、首班指名を受けた人はこの現実味の丸でない幼稚なユリノミクスを実施するんでしょうか?政治は中学生のホームルームではありません。ましてや小池百合子は衆院選に出馬しないと言っています。自分が総理になれないのに、ユリノミクス?傲慢さもここまで来ると、喜劇を通り越して、悲劇ですね。

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