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見城徹

[みのわ]と名乗る男から僕の755にやじコメが時たま来るようになったのは3年ぐらい前だった。その内、やじコメで「自分は双葉社の編集者だが、見城さんの本を出したい」と言って来た。755で依頼して本を出せるとは思うなよ、と僕は内心思っていた。しかし、数日後、僕の著作や活動に対しての怜悧な分析とほとばしる情熱の手紙が来た。僕に熱狂してくれているのがひしひしと感じられた。どうしても僕の本を出したいと言う。僕は直ぐに[みのわ]を会社に呼んだ。それが双葉社から箕輪が出版した[たった一人の熱狂]の始まりだった。 箕輪の編集能力の高さに驚嘆した僕は心を込めて箕輪を幻冬舎にスカウトした。 今や箕輪は皆んなが憧れる日本のスーパー・エディターとして大活躍している。出版界のみならず他のジャンルのプロデューサーとしても君臨しているのだ。 揺るがぬ覚悟と圧倒的努力。それに少しの才能と人の善ささえあれば、チャンスは何処にでも転がっている。箕輪はたった3年でそれを証明した。

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