見城徹見城徹2018年02月19日 23:51イギリスの不世出の名ラガーといわれたある選手が、ある大試合でタイムアップぎりぎりに逆転のトライを挙げた。大観衆は総立ちとなって歓声を上げたが、レフリイの無情のホイッスルが鳴り、寸前に反則がありトライは認められず、そのままノーサイドとなって試合は彼のチームの負けとなった。 しかし試合後も、あの時のレフリイの判定が正しかったかどうか、しきりに議論の的になったが、当の選手は、 「ラグビーの試合ではレフリイは神に等しい」 と一言いっただけで、彼は一切ものをいわなかった。当時のこととてビデオテープもなく、判定が正しかったかどうかは遂に判定されずに終ったが、人々はその惜敗に奮起して次のシーズンの彼の活躍を期待したが、第一次大戦が始まり、世の中はもはやラグビーどころではなくなった。 その戦争の最中、ある激戦地の野戦病院で、ある軍医が重症を負った一人の兵士を看護した。兵士の認識票を見て、医者は驚いた。ラグビー気狂いだった医師にとっては忘れ難い名前、かつてのあの大試合のヒーローが、この重症の兵士だった。 それを知って医師は看護に専心したが、傷は重く、遂にその兵士は死んだ。 彼の臨終の際、すでにファンと選手として相識る中になった医師が、かつての名選手に、何かいい残すことはないか、と尋ねた時、死に際の懺悔の聴聞を終った後、件の選手はかすかに唇を動かし、聞きとり難いほどの低い声でいった。 「あの試合のあのトライは間違いがなかった。レフリイが間違っていたのだ」と。 一生をかけた遺言としての、この言い訳を信じぬものがどこにいるだろうか。 ⬆︎ これが石原慎太郎[男の世界]の中の《男の言い訳》の文章です。 僕はこれを読んでラグビーを生涯やることを決めました。3
見城徹1時間前三上雅博三上雅博女将が代わりに行ってくれた食べログアワードの選考会で「ブロンズ」に選ばれ表彰された様です。全ては周りの皆様のおかげです。有難う御座います。感謝致します。そして応援していただいている皆様にはブロンズで大変申し訳無く思っております。自分が情けないです。益々精進させて頂きます。出来の悪い人間ですが、今後ともご指導ご鞭撻の程、宜しくお願い申し上げます。194
見城徹1時間前見城徹見城徹悪魔と契約しなければ現実とは戦えないんだよ。机上の空論なら「誰でも」「何でも」語れる。悪魔と対峙し、悪魔と取引し、匍匐前進する。自己検証、自己嫌悪、自己否定。否応なく自分に煩問する時、人生は始まる。1718056
見城徹1時間前三上雅博三上雅博↑おはようございます。2021年3月の親父の投稿のリトークです。泥水を啜りながら、傷だらけになりながら踠いている最中に、安全な場所から正しい事を言われても全く響かない。だって僕は敢えてルールを破り、正しくない選択をして、道なき道を行くのだから。正義の味方が親切に、真っ直ぐに舗装された道を歩けば安全だと教えてくれる。そんな夢と希望に満ちた人達はとても眩しすぎて僕は見ていられない。一緒にはいられない。だから出ていく。冬の圧力の真向こうへ。無数の敵のど真ん中へ。本日も皆様、宜しくお願い致します。181