赤川慎一(あかのしん)早とちりしてすみませんでした。でも、もう一つ大きな楽しみがあるということですね。心より成功をお祈り致します。
見城徹のトーク
トーク情報見城徹 三上雅博三上雅博 急に寒くなりました。秋を感じる暇もなく、冬の足音が聞こえてきました。
僕にとってこの一年ほどは、内省の日々でした。
深い内省を毎日の様に続けることで、生きているのが辛くなるほどに、自分の事が益々嫌いになりました。しかし、それが現実です。生きている限り精進する他ありません。
そして、取捨選択の1年でもありました。
必要なもの、残すものを選び取り、無限に広がる可能性の中から、純化するために必要無いものを捨てて捨てて捨てまくり、少しは身軽になれた様な気がします。
先日も、高額報酬を約束された世界のVIPとやらが集まると言う、デンマークへの出張依頼も断りました。何故なら、日本にある店舗で食べて頂いた方が、安くて美味しいからです。見城徹 死ぬために生きる死ぬために生きる 復帰してからと言うもの、スケジュール的には毎日同じような日々を過ごしている。
しかし、同じ日は一切無いと感じている。
朝起きて一日の予定と755を確認し、ストレッチ、体幹、軽い筋トレのルーティーンを行う。
少し仕事をしてから午前の練習に向かい、食事を済ませてまた少し仕事をして午後のジムへと向かう。
そこからは人に会うか、また少し仕事をしてから風呂に入ってストレッチとケアをし、翌日の予定と755を確認して電気を消す。
目をつぶってからは練習中のミスや試合への憂鬱と緊張、会った人への発言が不安になり、気づくと外が明るくなっていることもある。
試合日以外は大体この流れなのだが、こんな同じような一日一日が儚く尊い。
こう感じることができているのも、見城さんや755の皆様に一日一日を生きる大切さを教えてもらったからだ。
サッカーにおいては、身体の感覚が毎日違うので、基礎的な部分は毎日やりつつ微妙に毎日違うことをする。
日々の生活でも毎日違いを感じる。
毎日歩く同じ道も、微妙に匂いや景色が変わる。
道にある広告などの変化にも気づく。
すれ違う人達は当然違う。
すれ違う人達がこれから何をしに行くのか、何かの帰りなのか、もう一生会うことがない可能性が高い人達の内側が気になって仕方がなくなる。
そんな人達の一生の中のたった一日。しかしされど一日。
遠く離れた日本からやって来て、その人達とすれ違っている。
その奇跡に一人で感動して今日を生ききることを再確認する。
気づくとまだまだ死への寂しさと恐怖に襲われる。
同じような一日一日に愛を感じつつも、もっと熱狂して動いて考え、考えて動かなければいけないと感じる。
今日ももう少し生ききる。
※写真はブラジル人のチームメイトと同棲する家の、僕の唯一のパーソナルスペースです