ふなはしかずき見城さん、本日も「この世あらざる」コンテンツを提供してくださりありがとうございました。 そして2時間お疲れ様でした。 見城さんの言葉ですごく印象に残った一言があり、その言葉についての感想を自分のトークルームに書きましたので、見て頂けると幸いです。 最近コメントは出来ていませんが、いつも本当に刺激をいただいています。 いつも本当にありがとうございます。
見城徹のトーク
トーク情報見城徹 三上雅博三上雅博 ↑
おはようございます。2018年3月の親父の投稿のリトークです。
「ぼくが真実を口にするとほとんど全世界を凍らせるだろうという妄想によって ぼくは廃人であるそうだ」
僕が吉本隆明の詩と出会ったのは755。親父の投稿で初めて知りました。無知で情けない限りですが、それ以来大好きになりました。
吉本隆明の詩は難解ですが、意味がわかった時、僕の心と解け合って、混ざり合っていく気がするのです。
世界は夢や希望に溢れている。世界は笑顔に満ちている。ここが平和だ安泰だ。レールに沿って歩く道の先に明るい未来があると信じている。そんな人々は目をキラキラ輝かせながら寄り添いあって生きている。それが眩しすぎて、恐ろしくなって、僕は見ていられない。目を開けてはいられない。
僕はこの世界の秩序を乱すバグだから。この世界にとって僕の言葉は混乱を運ぶノイズでしかない。廃人が贈る不協和音は誰の耳にも届かない。やっぱり僕はひとりぼっち。この世界にはいられない。
僕は出ていく。冬の圧力の真向こうへ。
僕は出ていく。無数の敵のど真ん中へ。
本日も皆様、宜しくお願い致します。見城徹 死ぬために生きる死ぬために生きる 『読書という荒野』を読んだ。
デスクに並べられた無数の本。見城さんの覇気、佇まい、着こなし。まずカバーに惹き込まれる。
秋元康さんの帯の言葉も物凄い。
僕は見城さんの本を読み始めて、「読了」という言葉を使うのをやめた。
それほどまでに濃く、強く、熱い。それでいて儚さ、弱さ、繊細さが見えてその両極のスイングに没入してしまう。
見城さんの本は、読みながら痛みを伴い、自分の血肉にしなければ勿体無いと感じさせてくれる本だ。
どの言葉も見城さんが自分の人生を生き切って獲得してきた言葉だ。
それ故に、この本の中からどこかを切り取って書き残すのは大変失礼だと思うが、自分の中で大好きなパートがあり、そのパートに対する箕輪さんのコメントも大好きなので、今の自分の考えや感動を残すためにここに記す。
第5章''旅に出て外部に晒され、恋に堕ちて他者を知る"
この章に書いてある、
"『深夜特急』・人生からの脱獄"
"旅とは「貨幣と言語が通用しない場所に行くこと」だ"
この2つのテーマと、沢木耕太郎さんの『深夜特急』からの引用を元に語られる、見城さんの旅の本質の切り取り方が途轍もない。
思わず首を擡げてしまった。
2017/5/24に公開されたNEWS PICKSの『リーダーの教養書』でも見城さんはこのエピソードや考えを残してくださっている。(以下当該URL)
https://newspicks.com/news/2257002/body/
そして、その記事に対する箕輪さんのコメントも素晴らしすぎて、こちらも読むたびに首が擡げてしまう。(以下一部抜粋)
「自分が旅に何を求めていたか、旅から何を得て、人生にいかに作用していたかを知った。
何年も前に、ただしていた旅が、また意味を持ち出して、正確な言葉で言い表すことがいかに大切か、改めて気付かされた」
見城さんの言葉を喰らい、箕輪さんの言葉を喰らい、僕も僕なりに過去の海外での経験や旅への意味合いを見つけ、自分がなぜ心のどこかで海外を求めているのか、理由が少しわかった気がする。
このように自分を熱くし、自分の内側に気づきをくれる言葉や考えが、最初から最後までぎっしりと詰まっている。
読書によって正確な言葉と自己検証はもたらされ、正確な言葉と自己検証によって深い思考が可能になる。
そして深い思考こそが、その人の人生を決める唯一のバックボーンになるのだ。
僕はもう、血で血を洗う読書という荒野を突き進み始めたのかも知れない。
見城さん、素敵な本をありがとうございます。
長く拙い文章を失礼いたしました。見城徹 三上雅博三上雅博 映画「国宝」二回目を観た。
前回観てからそんなに日が経っていませんが、居ても立っても居られませんでした。
僕の心はこの映画に奪われてしまいました。何度だって観たい。何度観ても苦しくて切なくて涙が流れる。この映画に出会えて本当に良かったです。親父、ご紹介頂きまして誠に有難う御座います。
今日は物語の三分の一。前半部分について感想を書かせて頂きます。
映画「国宝」。3時間の大作ですが、そのうち約一時間は子役の2人が鬼気迫る演技を魅せてくれます。主人公「立花喜久雄」の少年時代を演じた「黒川想矢」の登場シーンは鳥肌が立つレベルです。渡辺謙演じる「花井半次郎」と初めて出会う大切なシーン。その圧倒的な演技力に魅入ってしまいます。そこからこの物語は始まります。
もう1人の主人公「大垣俊介」の少年時代を演じた「越山敬達」。彼もまた凄すぎる。初めて楽屋に挨拶に来た喜久雄を見る俊介の表情だけで、これからの波乱の行方を想像させます。お見事としか言えない2人の演技に震えるほど魅了されました。
お互いに切磋琢磨しながら厳しい修行に明け暮れ、芸に磨きをかけていく。努力を積み上げていく。狂おしいほど欲っするものは目の前の相手が持っている。それは決して手に入らない「才能」と「血筋」。
芸に生きる覚悟と葛藤。その少年時代を演じ切った子役の2人のファンになりました。映画「国宝」は語っても語り尽くせない。二回観てもまだ観たくなる。そんな映画です。きっともう一度観に行きます。今日はひとまずこんなところで。
親父、重ねてお礼申し上げます。ご紹介誠に有難う御座います。