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見城徹
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見城様 「総理」を拝読させて頂きました。私が見城様の本や、この本を拝読させて頂きながら一番感じるのは、人との関係の築き方です。例えば内閣であっても、庶民は、金と権力があれば何でも好きにできると考えがちです。しかし実際は、政治家、記者の方、官僚、外交等、様々な人といかに内臓を擦り合わせる様な人間関係、信頼関係を築けているかなんですね。山口敬之さんの圧倒的努力も感じつつ、興味深く拝読させて頂きました。

「総理」はかつて無かった官邸の内部を描き切ったノンフィクションです。それぞれの政治家と厚い信頼関係がなければ、あそこまで肉薄した作品は出来ません。その努力たるや正に圧倒的です。 そして作品を読めば、総理や副総理、官房長官、各大臣が自分の政治家としての信念を通すために苦渋の選択をしているのか、手に取るように解るはずです。 久々に骨のある作者と作品に出会いました。

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