削除されたユーザーそれから数年、尾崎豊の虜になっていくなかで、自然と中学生のわたしは活字の世界に魅せられていきました。著者とふたりきりの空間は誰にも邪魔されない大切な時間でした。また読書の一方で、自分でも短編を書いたり、詩を書いたりしていました。 ただ、簡単なことを複雑に書くことがカッコ良いと思いがちな年頃、五木寛之さんの『生きるヒント』を一読して、膝から崩れ落ちたことをよく覚えています。
見城徹のトーク
トーク情報見城徹 K0183K0183 「死ぬために生きる」さん
シーズンの終わりが近づく中での、この投稿。あなたの葛藤が、痛いほど伝わってきました。
チャンピオンの称号、復帰時に密かに決めた3つの目標の1つ。それらを手にできる可能性が目の前にある。多くの人が羨む、まさに「成功」への道。
それでも、あなたは仰る。「ここに残っては心地良すぎる」と。「まだ何も成し遂げていないのに、崩したくなる」と。
この感覚、私にも分かる気がします。
私たちが恐れるべきは、失敗ではなく、安住によって鈍る感覚なのかもしれません。居心地の良さは、時に最も危険な罠になります。
私は思います。あなたが求めているのは、タイトルでも称号でもなく、「限界の先にある自分」との出会いなのではないでしょうか。
より過酷な環境へ。まだ見ぬ絶望へ。それこそが、あなたの魂が足を進めるべき道なのだと思いました。違いますか?
愛おしさと寂しさが、進もうとする足を止める。チームメイト、街の景色、日々の練習—— そのすべてが、別れを惜しむほど大切になっている。
でも、あなたは知っているはずです。「サヨナラだけが人生だ」と。
別れることでしか、前に進めないこともある。終わらせることでしか、始められないこともある。
あなたの決断は、もう決まっているのでしょう。迷いながらも、心の奥底では。
「恐らくもう僕の決断は決まっている」—— その一文に、あなたの覚悟を感じました。
「止めてくれるな」と自分に言い聞かせているあなたは、すでに次の戦場を見据えているのだと思います。
圧倒的努力の中で、何度も絶望を乗り越えてきたあなたなら、新しい地でも必ず立ち上がれる。より強くなって、また戦える。
「サヨナラだけが人生だ」—— この言葉の重さを知っているからこそ、私たちは今この瞬間を、全力で生きることができる。
どんな決断をされても、心から応援しています。あなたの「深夜特急」がどこへ向かおうとも、その先にある景色を、また聞かせてください。
考えて動き、動きながら考える。
その先に、あなたの真実がきっとあると信じています。見城徹 死ぬために生きる死ぬために生きる ↑「K0183」さん、リトークとご投稿をいただき有難うございます。
他者理解をし、その先に僕の感情や考えに関して言葉にしていただけることに、ただただ感謝しております。
白黒ハッキリつく世界ですので、もちろん勝利や頂を目指すことが大前提なのですが、心のどこかで非業の港や圧倒的な敗者の凱旋を目指しているのかも知れません。
これはこれで僕という人間のエッジになると思うのですが、生を受けてからの30年間で甘ったれた熱の無い人生を生きてしまい、どうすれば自分が毎日絶望しきって死ぬことができるのか、今になってようやく分かってきたような気がしています。
もちろん、見城さんや箕輪さん、755の皆様、様々な方にきっかけをいただいたおかげです。
僕は絶望しきって引退するために、また、引退後の人生に必要な圧倒的努力で結果を出す型を骨身に染み込ますために、この先の残り1年半のサッカー選手としての人生を過ごします。
残ることが愛なのか、自分なりの人生を生きてまたどこかで再会することが愛なのか、僕の中では答えが出ていると思います。
終わりこそ始まり。死こそが生だと再確認させられました。
僕は本当に弱いです。
この投稿を打ちながら、言葉の正確性についても再度考えさせられました。
本当に有難うございます。
夜分遅くに申し訳ございません。見城徹 秋山純秋山純 No.111 撮影の裏で進行していた企画【『栄光のバックホーム』への軌跡/秋山純(監督)】|映画『栄光のバックホーム』公式 https://note.com/fond_yarrow6300/n/nd54d995e0111



