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見城徹

↑ この引用はどの本からだろう?銀色夏生の文庫書き下ろしは僕が考え、会い、交渉し、企画会議を強引に通した。その時はカドカワの誰も銀色夏生を知らなかった。最初の一冊[これもすべて同じ一日]を出した。売れなかった。二冊目[わかりやすい恋]は銀色夏生の強い希望でデビューしたばかりの森高千里をモデルにして北海道の礼文島で銀色夏生が写真を撮影。それと銀色夏生の詩を組み合わせた。これがジワジワと売れて、やがて爆発した。それに連れて一冊目も売れ出した。三冊目の[LESSON]、四冊目の[Go Go Hevenの勇気]と勢いは加速した。 僕がカドカワを辞めるまで僕は13冊の銀色夏生の書き下ろし文庫を出版し、その全てが100万部を超えている。凄まじい売れ方だった。 僕が編集者としてしたことはたった一つ。 銀色夏生の思い通りに本を作ること。タイトルは勿論、中身から装丁、文字や紙の選択から文字組まで全ては銀色夏生がした。編集者は一切口を出さなかった。いや、出せなかった。こうして100パーセントピュアな銀色夏生の世界が次々と出版されて行った。カドカワの最後の日、僕は銀色夏生と西新橋の「京味」でご飯を食べた。その時、銀色夏生が言ってくれた言葉を僕は忘れない。 『見城さん、今後大変でしょう?お金が足りなかったら言って下さい。私が出します』 勿論、お金を借りることはなかったが、銀色夏生には恩があると思っている。

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見城徹のトーク
トーク情報
  • 見城徹
    見城徹見城徹

    たまには場面を張らなければ人生は面白くない。場面を張りながら人は成長して行く。
    少年は男になり、少女はレディになるのだ。

  • 見城徹
    三上雅博三上雅博


    もうお昼間になってしまいました。
    今日は2020年8月の親父の投稿のリトークです。

    僕にとって人生最大の「場面」は、親父が初めてご来店してくれた日です。

    予約を頂いてから、その日を考えない日はありませんでした。その日の為に自分に出来得る限りの最高の仕入れをし、時間の許す限り仕込みに没頭した。後はご来店を待つばかり。緊張も極限に達していた。
    ゆっくりとドアが開き、店に入ってくる親父は後光が差すかの如く光り輝いていた。僕にはその時の映像がスローモーションの様に記憶に刻まれている。実際に時空までも歪んでいたかもしれない。
    そのオーラは瞬く間に店中に広がっていく。店内は一気に神聖な空間に変貌する。
    そして僕は僕の人生を賭けて全力を尽くす。それで死んでも悔いはない。ただこの人に心から喜んで貰いたいと思ったんだ。
    そして僕は、逆に親父に救われた。
    僕は「見城徹」を人生で唯一親父と呼び、敬愛しています。

    皆様、本日も宜しくお願い致します。

  • 見城徹
    中川 剛中川 剛

    2025.1.13記
    「政経電論TV」正月特集(1月11日配信)

    見城さんご出演の「政経電論TV」の正月特集を拝聴しました。もう、とんでもなく面白かったです!初めから最後の最後まで、最高潮の面白さでした!

    公邸での安倍晋三元総理とのお写真に纏わる凄すぎるエピソードをはじめ、身を切り刻んでお話しして下さった数々のエピソードには興奮と緊張と感動が交錯しました。ドキドキしながら画面に釘付けでした。

    近藤さんが披露して下さった見城さんとのエピソードには爆笑を連発しましたが、時間を守る事の大切さや緊張感、命懸けの会食をアレンジされる見城さんの圧倒的な細やかさ(新幹線のチケットの手配、ハイヤーの手配、ワインから胃腸薬に至るまでの準備等)、名刺交換時のエピソードでのハッキリと伝える姿勢など、見城さんならではのエッセンスも感じて、とっても感動しました。

    締めくくりの方では、故郷の清水への強い想いを語られていた見城さんが非常に、非常に素敵でございました。755で、清水南高創立60周年記念同窓会でのスピーチのこと、折戸の浜でのお写真などを最近拝見しておりましたので尚更感動しました。格好良かったです。

    また、ご出演時に着ていらした鮮やかな色味のジャケットに白いシャツも大変にお似合いで、とても格好良かったです!

    有難うございました‼️

    https://www.youtube.com/watch?v=U54h8coZiWI