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見城徹

↑ この引用はどの本からだろう?銀色夏生の文庫書き下ろしは僕が考え、会い、交渉し、企画会議を強引に通した。その時はカドカワの誰も銀色夏生を知らなかった。最初の一冊[これもすべて同じ一日]を出した。売れなかった。二冊目[わかりやすい恋]は銀色夏生の強い希望でデビューしたばかりの森高千里をモデルにして北海道の礼文島で銀色夏生が写真を撮影。それと銀色夏生の詩を組み合わせた。これがジワジワと売れて、やがて爆発した。それに連れて一冊目も売れ出した。三冊目の[LESSON]、四冊目の[Go Go Hevenの勇気]と勢いは加速した。 僕がカドカワを辞めるまで僕は13冊の銀色夏生の書き下ろし文庫を出版し、その全てが100万部を超えている。凄まじい売れ方だった。 僕が編集者としてしたことはたった一つ。 銀色夏生の思い通りに本を作ること。タイトルは勿論、中身から装丁、文字や紙の選択から文字組まで全ては銀色夏生がした。編集者は一切口を出さなかった。いや、出せなかった。こうして100パーセントピュアな銀色夏生の世界が次々と出版されて行った。カドカワの最後の日、僕は銀色夏生と西新橋の「京味」でご飯を食べた。その時、銀色夏生が言ってくれた言葉を僕は忘れない。 『見城さん、今後大変でしょう?お金が足りなかったら言って下さい。私が出します』 勿論、お金を借りることはなかったが、銀色夏生には恩があると思っている。

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見城徹のトーク
トーク情報
  • 見城徹
    ジョージジョージ

    昨夜は最高の夜でした。

    見城さんの優しさと三上さんのお料理が、みんなに笑顔をもたらせてくれた、幸せな時間でした。
    (三上さんはとってもチャーミングな男でした👶)


    それぞれの思いを重ね合わせた瞬間が幾つもあって、1秒も忘れたくない瞬間の連続でした。


    見城さん、三上さん、女将さん、755の皆さん、ありがとうございました🥲
    (また皆さんと昨日の様な時間を共有したいです)

    5
  • 見城徹
    MiRAIMiRAI

     石原慎太郎さんの短編小説[処刑の部屋]のラストシーンを彷彿とさせる↑このトークに似たエピソードを昨夜新たにお伺いしました。しかし、三上さんの優しい人となりからは、全くそんなイメージを探し出せませんでした。私は、まずこのコントラストに衝撃を受けました。そして、極上という言葉すら陳腐に聞こえてしまう、三上さんの握られる寿司。あの舌触り、あの折り重なる風味が今でも消えないのです。

     見城さんと三上さんによって、日本人の心、日本人の文化とはこういうものだという事が、あまねく発信されますように。世に提示され、刻み込まれ、後世まで残りますように。私が言うのは傲慢だとは思いますが、一夜明けた今、そう願うことしか出来ません。

  • 見城徹
    三上雅博三上雅博

    「三上、死が2人を分つまで。」見城徹

    僕にとってこれほどまでに嬉しい言葉はありません。人生において最も敬愛し、たった1人親父と慕う存在からこんな言葉を賜われば、絶望の淵でも地獄の底でも立ち上がれます。
    この言葉があれば僕は、
    無数の敵のど真ん中でも戦えます。

    1
  • 見城徹
    三上雅博三上雅博

    皆様のトークに涙が出てきます。
    喜んでもらえたなら本当に良かった。
    ひとつひとつのシーンを写真の様に記憶しています。

    また大阪で集まれたらいいなぁ。
    次はもっともっと楽しんでもらえる様に日々精進して生きていこうと思います。

    皆様本当に本当に有難う御座いました。
    親父、いつもいつも有難う御座います。
    感謝。

  • 見城徹
    見城徹
    投稿画像

    毎年送られて来る服部幸應さんからのアップルパイが今日届いた。何と言うタイミング。来年からは味わうことが出来ない。素敵な方だった。合掌。