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見城徹

昨日は奥平剛士と安田安之のジャスミン忌だった。割りの合わない生活を送る人々のために銃を取って1972年5月30日、アラブで短い命を散らした奥平と安田。 1972年、小池百合子は彼らと同じアラブにいた。彼女は奥平と安田に何を感じただろか? 何も感じなかったことは明白だが、それから48年の時が流れた。嘘で塗り固め、人を利用し、自分の都合だけで生き抜いた少女は東京都知事として君臨している。 石井妙子・著[女帝 小池百合子](文藝春秋・刊)を読みながら小池百合子にも哀切な感情が生じて来るが、東京都知事である以上嘘は訂正されなければならない。騙した人々には謝罪はされなければならない。イカロスの翼はやがて溶ける。とりあえず都知事戦は楽勝するだろう。しかし、破綻はすぐ目の前に来ている。

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