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見城徹

たかがゴルフの筈のゴルフでとんでもない事件が起きてしまった。 今日のゴルフは日本経済を担うお三方とだった。スリーハンドレッド・クラブに8時集合だったが、僕は4時半に起きて6時過ぎには家を出た。普通茅ヶ崎のスリーハンドレッドまでは1時間以内には着くから充分に余裕があった。とにかく遅刻だけは避けたかった。朝早く起きたこともあって車に乗って直ぐに寝てしまった。一回目覚めて、755に呟いた後、また眠りに落ちた。 ドライバーに「到着しました」と起こされて周りを見回したが窓の外にはスリーハンドレッドとは全く違う風景が広がっていた。標識には「イーグルポイント・ゴルフクラブ」とある。そこは茨城県牛久市のイーグルポイントだったのだ。僕は失神しそうになった。時計は8時少し前。ドライバーは秘書からの事前のデジタルとプリントされた紙での連絡にも拘らず、イーグルポイントと思い込んでいた。牛久から茅ヶ崎までどんなに急いでも2時間以上かかると言う。怒って言い争いをしていてもしょうがないので、とにかく車を反転してスリーハンドレッドに急行した。それからのことはまた書く機会があるかも知れない。自分の不徳の致すところと思うしかない。幸い1時間半で到着し、スタートを遅らせてくれた3人と5番ホールから合流、14ホールをプレイした。優しく迎えてくれたお三方に涙が出た。

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見城徹のトーク
トーク情報
  • 見城徹
    見城徹

    おはようございます。2025年1月13日。大阪で[mikami limited 50]を営む鮨職人・三上雅博がリトークしてくれた2020年8月の僕のトークです。↓

  • 見城徹
    見城徹見城徹

    昨夜は[場面を張る]という言葉について偉そうに自分の考えを述べてしまった。
    人はお金の使い方でその人の人間力が出ると思っている。無理をしてもお金を綺麗に相手のために使える人は結局、大きな結果を相手から引き出す。これは公式のようなものだ。あくまで数字を使っての解り易い例え話だが、今、無理をして自分が見込んだ相手のために10万円を使えば、3年後に1000万円になって返って来る。しかし、それを解っていても、人は今日の10万円にこだわってしまう。3年に1回でいい。大事な相手にどこまで綺麗にお金を使えるか?つまり、どこまで潔く場面を張れるか?それが出来れば仕事も人生も上手く行く。

  • 見城徹
    見城徹見城徹

    憧れている女性がいるとする。運良くその女性の誕生日に食事の約束を勝ち取った。さて、食事はどこにするか?プレゼントは何にするか?
    さあ、場面を張る時だ。結果など考えない。

  • 見城徹
    見城徹見城徹

    たまには場面を張らなければ人生は面白くない。場面を張りながら人は成長して行く。
    少年は男になり、少女はレディになるのだ。

  • 見城徹
    三上雅博三上雅博


    もうお昼間になってしまいました。
    今日は2020年8月の親父の投稿のリトークです。

    僕にとって人生最大の「場面」は、親父が初めてご来店してくれた日です。

    予約を頂いてから、その日を考えない日はありませんでした。その日の為に自分に出来得る限りの最高の仕入れをし、時間の許す限り仕込みに没頭した。後はご来店を待つばかり。緊張も極限に達していた。
    ゆっくりとドアが開き、店に入ってくる親父は後光が差すかの如く光り輝いていた。僕にはその時の映像がスローモーションの様に記憶に刻まれている。実際に時空までも歪んでいたかもしれない。
    そのオーラは瞬く間に店中に広がっていく。店内は一気に神聖な空間に変貌する。
    そして僕は僕の人生を賭けて全力を尽くす。それで死んでも悔いはない。ただこの人に心から喜んで貰いたいと思ったんだ。
    そして僕は、逆に親父に救われた。
    僕は「見城徹」を人生で唯一親父と呼び、敬愛しています。

    皆様、本日も宜しくお願い致します。