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見城さん おはようございます。以前林修さんがホストの番組で「転位のための十篇」について話されている様子を拝見致しました。眠る、廃人などの単語をとう捉え、解釈すれば良いかが分かりました。初めて詩集を手にした頃は、多分本質を理解していなかった筈なのですが「もたれあうことをきらった反抗がたおれる」の一行だけは衝撃を受けました。

文章が物凄くしっかりしていますね。日本語も正確です。自己認識がきちっと出来ている。吉本隆明の詩集も多分、想像力を駆使して咀嚼している。 僕も若き日に、 「ぼくの孤独はほとんど極限に耐えられる ぼくの肉体はほとんど苛酷に耐えられる ぼくがたふれたらひとつの直接性がたふれる もたれあふことをきらつた反抗がたふれる」 に衝撃を受けました。