見城徹のトーク
トーク情報見城徹 三上雅博三上雅博 1980年1月29日この世に生を受け、今日で45歳になりました。
北海道小樽市オタモイ1丁目17番21号。
長屋の団地群。僕は海岸の側の山間の集落みたいな場所で生まれ育ちました。気がつけば随分遠くまで来てしまいました。
やっぱり僕は鮨職人になるために生まれて来たのだと思います。今考えると全ての事象が僕を鮨の世界へ誘導していた様にさえ思うのです。実は未来が先に決まっていて、人生とはその伏線を回収して行く事に他ならない気がするのです。
鮨の世界に関わって30年。今日まであっという間でした。
僕の人生は失敗と挫折と後悔の繰り返し。何度か死にかけながら、なんとか今日まで生き延びてきました。過去の全ては時の流れが物語に変えてくれます。
僕は色んな物を捨てながら、色んな事を諦めながら、ただひとつだけの鮨に縋り、しがみつきながらこれからも、「往く道は精進にして忍びて終わり悔いはなし」と、声を大にして歩き続けます。
親父、先日は感動の誕生日祝いを有難う御座いました。感謝で涙が溢れます。
生涯一鮨職人。三上雅博。