見城徹のトーク
トーク情報見城徹 MIKAMI 女将 三上喜穂子MIKAMI 女将 三上喜穂子 子どもの頃から両親に、
「もっと本を読みなさい」と言われていました。
そう言い続けてくれた両親に感謝の気持ちを伝えました。
私が本を読んでいなければ、あの時見城さんにも気付くことができなかった。
物語はそれぞれの人生に伏線があり、それが交わり組み合わされて厚みを増していく。
辛いこともたくさんありますが、なんと面白いものでしょうか。見城徹 見城徹見城徹 大恩のある[京味]西健一郎さんのお通夜に出席して、これから西麻布で会食です。
京味に通い続けて43年。僕にとって最も大切な店。最も大切な方でした。僕は京味で成長しました。
26年前、角川書店の取締役を辞して幻冬舎を設立。会社の目処が立つまでお伺い出来ませんと言った僕に西さんが即座に言った言葉。
「何をおっしゃるんですか。角川書店の時と同じペースで来て下さい。会社の目処がお立ちになるまで何年でも一切請求は致しません」
思わず涙が溢れました。幸運にも幻冬舎は幸先のいいスタートを切れて、ご迷惑をかけることはなかったですが、あの言葉を生涯刻んで生きて行きます。西健一郎さん、有難うございました。安らかにお眠り下さい。