
見城徹のトーク
トーク情報見城徹 秋山純秋山純 No.88 新しく出ていくものが無謀をやらなくて、一体何が変わるだろうか?【『栄光のバックホーム』への軌跡/秋山純(監督)】|映画『栄光のバックホーム』公式 https://note.com/fond_yarrow6300/n/n8aee628d9b15
見城徹 見城徹見城徹 「運命に従え」と呟いてみる。人には誰にも運命の瞬間が人生で何度かある。戦うにしても戦わないにしても運命に従う。選び取り、行き着いた先が運命なのだ。「運命=他力」と言ってもいいかも知れない。運命から逃げない。運命を受け止める。
12月初旬発売で中華の鉄人・脇屋友詞の本を出版準備中だ。タイトルは[厨房の哲学者]。脇屋友詞は中学卒業と同時に中華料理店に入った。入りたくて入った道ではなかった。選ばざるを得なかったのだ。以来、中華一筋、運命に従って来た。その全てが赤裸々に描かれている。夢など実現した後に静かに語ればいい。「これが私の夢だったんだ」と。運命に従え。置かれた場所で咲いてみろ。先ずは目の前のことと格闘しろ。そんなメッセージに溢れている。30年前、僕は幻冬舎を作らざるを得なかった。創業9年目に上場した。7年後にMBOで上場を廃止した。4年前には幻冬舎グループの資本を劇的に組み換えた。そして今、ビジネスモデルの転換期に直面している。
明日、幻冬舎は創業30周年を迎える。記念行事など何もしない。パーティは大嫌いだ。明日から幻冬舎はどうなるだろう?なるようにしかならない。圧倒的努力はする。後は運命に従う。