Chi Shunji「最大の欠点は裸になるしかない大事な時につまらない衣装を纏うことだ。それはヒトの気持ちを打たない。少なくとも僕の気持ちを打たない。」 見城さんのお言葉、何時でも見れる様にメモに入れておきました。
見城徹のトーク
トーク情報見城徹 K0183K0183 [小さな幸せこそ生きることの全てだったかも知れないのに!]——この言葉に、私も立ち尽くしてしまいます。
私たちは何かを追い求めるうちに、手の中にあった温もりを簡単に手放してしまう。別れたもの、捨てたもの、諦めたもの、叶えられなかったもの。あの時、あの一瞬に、もっと深く思いを巡らせておくべきだったと、後悔しても、今、その本当の価値に気づいても、もう一つも戻ってこない——見城さんの[僕は「あの幸せ」をいつ、何故、手放したのか?]という問いは、まさに私自身への痛切な問いでもある。
見城さんの73年の人生への問いかけに、私も自らの歩みを辿り直しました。自分の愚かさで、何か多くの大切なことを置き去りにしてきた、そんな酷い人生を送ってきたような気がします。
それでも、「いずれ去って行くだろう僕の愛する人たちのために僕は最後の炎を燃やす」と書かれた見城さんの言葉に、私は深い敬意を覚えます。絶望の中でなお燃やし続ける炎。それこそが、「さよならだけが人生だ」と知りながら生き抜く者の矜持なのだと思いました。
花に嵐のたとえもあるぞ——だからこそ、今この刻を、残された時間を、どう燃やし尽くすか。
見城さんの覚悟、深く胸に響きました。
私もまた、死が物語を閉じるまで、愛する人たちのために立ち続けます。





