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見城徹

2022年11月12日から幻冬舎は創立30年目の年に入る。出版界の常識を変え、顰蹙を金を出してでも買い、打つ手、打つ手が功を奏した幻冬舎の最盛期の時代は終わった。いつの間にか時代の変化に対応出来なくなっている。それは急激にやって来た。今、必死の想いで戦っているが、対処療法をしているに過ぎない。そして、それさえ上手く行かない。次々と手を打ってもかつてのような結果は得られない。ビジネスモデルの変更を迫られているのだ。危機感が募る。幻冬舎だけではなく出版界全体の問題でもあるのだろうが、集英社、講談社、KADOKAWAなどはちゃんと時代の変化に対応している。10年以上前からシフトチェンジをしていたからだと思う。考えては来たが今の体たらくを招いた僕の責任は大きい。甘過ぎたのだ。やるべきことをやらないで来た。そのツケがいっぺんに来ている。劇的にやる。非情になる。 出来るか?出来ないか?ではない。やるか?やらないか?だ。

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