
見城徹のトーク
トーク情報見城徹 三上雅博三上雅博 ↑
おはようございます。
2018年2月の親父の投稿のリトークです。
己の限界を超えろ。身体が悲鳴を上げようとも、精神が削り取られようとも、どれだけ辛く苦しくても、その先にしか見えない景色と出会うため、肉体と精神を研ぎ澄ませるように日々精進を重ねる。
僕はまだ見ぬ景色をどうしても見てみたい。そのためになら悪魔とだって契約をする。何もかも全部を諦めるから、もう何もいらないから、全てを失っても良いから、僕の全てを捧げるから、僕をいつか一流の寿司職人にならせてください。
この命尽きるまで、僕は精進を重ねる。いつか一流と呼ばれるその日まで。悲しいけれど、悔しいけれど、切ないけれど、僕がその道半ばで死んでゆく事はもうわかりきっている。僕はただ、死んで荒野に風になる。何もかも空っぽになって死んでいきたい。
本日も皆様、宜しくお願い致します。見城徹 umiumi [銀河で一番静かな革命]
マヒトゥ・ザ・ピーポー
母からの愛を一度も感じたことがない。
父親が誰かもわからない。
愛がないのに抱かれてしまったーー。
運命に翻弄され、小さな命を日々すり減らす者たちに突如訪れる"あと10日で世界が終わる"という宿命。
命の終わりが見えたとき、金も名誉も美も持っていない彼らの手元に残るのは「何を大切にしてきたか」という、たったひとつの問いだけで、各々の10日間の最期の営みによって暗にそれが明示されていった。
遠い誰かの物語ではなく、すぐそこに、すぐ隣りで、彼らが息をしているようだった。
この物語は[アルマゲドン]のような話しではなく、非現実的な終末装置で炙り出された、生々しい存在感ある現実物語であった。
読後、自ずと最期に手元に残るものについて考えた。