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見城徹

↑ そうなんだよ。僕は手紙を書くことで人生を切り拓いて来たと思う。手紙を書くのは辛い。面倒だ。適切な言葉を探して胸を掻きむしる。時間がかかる。若い頃は一通の手紙のために自腹でホテルに一泊して書いたものだ。何度も書き直し、自分の意を表現出来た手紙が完成したらガッツポーズ。郵便ポストに入れる快感は何ものにも代え難い。感想こそ人間関係の最初の一歩だ。

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見城徹のトーク
トーク情報
  • 見城徹
    見城徹

    おはようございます。2025年2月6日。
    大阪で[mikami limited 50]を営む鮨職人・三上雅博がリトークしてくれた2021年4月の僕のトークです。↓

  • 見城徹
    見城徹見城徹

    天気は良さそうだが心は暗い。やらねばならないことが目白押しだからだ。僕の仕事の半分は毎日朝6時〜10時までに終わる。最も集中しなければならない時間だ。とにかく考えに考える。メールやLINEやViberや電話をする。新聞を読み、ゲラや本を読む。合間に755も読んで、文章をアップする。今朝は5月13日に発売になる吉川ひなの[わたしが幸せになるまで]
    のゲラを読んでいた。素晴らしい。生き生きとしている。シンプルで強い。吉川ひなのが目の前に立っているようだ。息遣いが聴こえる。髪の毛の匂いがする。笑う唇の形が見える。今の幸せを掴むためにどれだけの時間とエネルギーを使って来たか?人は苦しんだだけ報われる。こんなにも揺るぎなくなる。吉川ひなのはとうとうここまで来た。わたしが幸せになるまで。正にぴったりのタイトルだ。全身の細胞から搾り出された言葉が読む者の胸を鷲掴みにする。ここには曖昧なものが一つもない。悩み迷うことさえシンプルだ。こんな本が出版され、それが幻冬舎であることが嬉しい。

  • 見城徹
    三上雅博三上雅博


    おはようございます。
    2021年4月の親父の投稿のリトークです。

    吉川ひなの「私が幸せになるまで」。
    そのゲラを読ませて頂きました。芸能界と言う世界で走り続けた吉川ひなのさんは、今何を思うのか。続きが気になってしまいます。

    当たり前にそこにある幸せに、いつからか人々は気がつけなくなってしまった。
    生きてるだけで幸せだ。命あるだけ有難い。
    死ぬ事以外かすり傷。

    本日も皆様、宜しくお願い致します。

  • 見城徹
    三上雅博三上雅博

    今日は死ぬのにとてもよい日だ。
    あらゆる生あるものが私と共に仲よくしている。
    あらゆる声が私の内で声をそろえて歌っている。
    すべての美しいものがやってきて私の目のなかで憩っている。
    すべての悪い考えは私から出ていってしまった。

    今日は死ぬのにとてもよい日だ。
    私の土地は平穏で私をとり巻いている。
    私の畑にはもう最後の鋤を入れ終えた。
    わが家は笑い声で満ちている。
    子どもたちが帰ってきた。
    うん、今日は死ぬのにとてもよい日だ。

    From Many Winters © by Nancy Wood, published by Bantam Doubleday Dell 1992. 訳/丸元淑生『インディアンの生き方』(ワールドフォトプレス)