ログイン
詳細
見城徹

9月26日、中野量太脚本・監督の「湯を沸かすほどの熱い愛」の試写を観た。 映画を観ながら、ここまで身体を震わせて号泣し、異様な感動に包まれたのは初めてかも知れない。余命2ヶ月の母親の、胸が詰まる悲しい物語なのに、衝撃のラストシーンに慟哭しながら、清々しい気持ちに満たされる自分がいた。 日本の地方都市のありふれた無名な家族の営みが丹念に描かれる。 余命2ヶ月を宣告された母親が夫や子供たちにどのような生き方を示すのか?つまり、どのように死んで行くのか?小さな生きる営みの一つ一つ。そこら辺の路傍の石の一つ一つが宝石のように輝きを放ち始め、大きな光の渦となる。死にゆく者が生きる者たちへ放つ強く、凛々しく、優しい眼差し。死にゆく者が全身で照らし出す、一歩も引かない生きることへの覚悟と決意。 母親役の宮沢りえの圧巻の存在感。娘役の杉咲花、伊東蒼の健気さと純情。夫役オダギリジョーの愛すべきチャランポラン。家族に絡む松坂桃李、駿河太郎、篠原ゆき子に滲む人生の味わい。 低予算で作り出した奇跡としか形容出来ない圧倒的な映画。 脚本・監督の中野量太とスタッフと製作陣、出演者たちに腹の底から呻くような絶賛の嵐を送ります。 これが映画だ。 ブラボー! 有難う!

前へ次へ
見城徹のトーク
トーク情報
  • 見城徹
    見城徹

    徃く道は精進にして忍びて終わり悔いなし
            ーー酒井雄哉大阿闍梨

    「忍びて終わり悔いなし」と言い聞かせる。押忍!

  • 見城徹
    見城徹

    ↑ 12月29日の僕の誕生日に藤田晋の馬が優勝。
    しかも、フォーエバーヤング。最高です。

  • 見城徹
    かなかなかなかな
    投稿画像

    見城さん
    お誕生日おめでとうございます。ひっそりと片隅でお祝いさせてください。

    見城さんがこの世に生まれて、同じ時代を生きれたことを本当に嬉しく思います。

    今も見城さんの著書を読みながら、チカラをもらっています。
    いつもいつも本当にありがとうございます。見城さんと出会えた人生に感謝します。


    「人間は負のエネルギーを溜めなければだめだ。それが醸成されて、何かを成し遂げ、人生を豊かにできるのである。」過剰な二人より。

    小手先でやったこと、そういうものは、その場ではちょっとうまくいくかもしれない。でもそれは長い時間で見たら小手先の結果しか出ないんですよ。
    まともにぶつかって、それは苦しかったり、割に合わないこともあるかもしれないけれども、ごまかさないでやってきたことは、やっぱり脂汗かいたり七転八倒したその数だけ、ちゃんと結果になるんですよね。」
    異端者の快楽より


    「リスクとは、絶対に不可能なレベルに挑戦することをいう。そうでなければリスクとは呼べない。またそれくらい無理なことをしなければ、鮮やかな結果など出ない。
    ほぼ勝つに決まっているところで勝負して勝ったところで、鮮やかとは言えない。
    そして、鮮やかに結果を出していれば、それまで無名であってもブランドになる。
    ブランドになりさえすれば、あとからビジネスも金も人もついてくる。
    鮮やかな結果が百、千と重なったときに、その人は伝説になる。」
    読書という荒野より


    「何の報いも期待されず、何かを与えられた者はどう思うだろう?何としても相手に多くかえしたいと思うにちがいない。
    そこに人を動かす力のある本質がある。」
    憂鬱じゃなければ仕事じゃないより


    「俺は日常の生活の中で読み返すものはないけど、例えばラウル・デュフィの「ニースの窓辺」とか、自分の好きなアートをケータイに保存したりして。仕事の合間にたまに見る癖があります。」
    危険な二人より


    「こっちの体重のかけ方が相手に伝わらなければ、相手だって、そっちは調子よく生きていて、相手にだけ、カサブタとか膿みたいなものをだしてくれと言ったって、それは当然できないわけです。関係が濃密になっていなきゃあ、そんなことは起こらないわけです。そういうことができるようになるためには、ぼくは人とつきあうわけでね。それは内臓と内臓がほんとにこすれあうという関係をつくれるかつくれないかという勝負なんですよ。」

    編集者魂の戦士より

    「僕はつねづね、売れるコンテンツ(本であれテレビ番組であれ何であれ)は四つの要素を備えている、その必要条件を満たすものは必ずヒットすると思っています。
    ①オリジナリティがあること。
    ②明快であること。
    ③極端であること。
    ④癒着があること。」

    編集者という病いより

    「僕は夢に向かって生きています」といつ類の物言いには吐き気がする。現実は矛盾だらけだ。ピュアな夢なり野心だけで生きられるほど、この世はきれいごとで満ちあふれてはいない。矛盾によって板挟みに遭いながら苦しみ、七転八倒しながら、それでも匍匐前進する。」
    たった一人の熱狂

    1
  • 見城徹
    見城徹

    おはようございます。12月30日。大阪で[mikami limited 50]を営む鮨職人・三上雅博がリトークしてくれた2020年5月の僕のトークです。↓

  • 見城徹
    見城徹見城徹

    幻冬舎を創った時によく使った言葉。

    圧倒的努力は岩をも通す。

    顰蹙は金を出してでも買え。

    新しく出て行く者が無謀をやらないで、一体何が変わるだろうか?

    たった一人の熱狂。

    極端こそ我が命。

    スムーズに進んだ仕事は疑え。

    感想こそ人間関係の最初の一歩。

    [この世あらざるもの]を作れ。

    薄氷は自分で薄くして踏め。

    考えて考えて考え抜け。

    憂鬱でなければ、仕事じゃない。

    3
  • 見城徹
    三上雅博三上雅博


    おはようございます。
    2020年5月の親父の投稿のリトークです。

    永久保存版。親父の言葉集。
    親父の言葉によって、僕は形作られる。
    言葉を知らなかった野生の僕は、今は親父の言葉に救われながら毎日を生きています。
    苦しい時、悩んでいる時、落ち込んでいる時、悲しい時、辛い時、親父の言葉があったから乗り越えてこられました。
    きっと親父に出会っていなかったら闇に堕ちていました。笑

    親父と755に感謝。
    いつも有難う御座います。
    本日も宜しくお願い致します。