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見城徹

「独りであること」、「未熟であること」、これが私の二十歳の原点である。 1969年6月24日、20歳で自殺を選択した立命館大生・高野悦子のノートに記されていた一文である。 あれから54年が経過した。僕は72歳になった。高野悦子が生きていれば74歳になるだろうか。 自分と同じ問題に悩み、自分と同じ理由で怒り、悲しみ、喜ぶ。そんな人は存在しない。それを解っているのに求めてしまう。相手を理解する。だから、相手も自分を理解して欲しい。その単純で自分勝手な論理から僕は未だに抜け出せないでいる。未熟な自分が演じる「孤独」という悲劇の主人公。人は誰もが独りだ。高野悦子が二十歳にして到達していた原点で僕は今日も踊っている。

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見城徹のトーク
トーク情報
  • 見城徹
    三上雅博三上雅博


    おはようございます。
    本日は過去の投稿より、2025年3月の親父の投稿をリトークさせて頂きます。

    「誠」を尽くせ。
    たった一人、誰にも知られず血を流せ。

    本日も皆様、宜しくお願い致します。

  • 見城徹
    見城徹
    投稿画像

    昨夜は赤坂[港かっぽれ]。静岡市清水区の後輩・松永くんの一番新しい店。出て来る料理、全てが美味しい。

  • 見城徹
    中川 剛中川 剛

    ↑見城さんご出演の「人生最高レストラン」再び‼️めちゃくちゃ楽しみです‼️
    週末に既に録画予約もしておきました。
    石原慎太郎さんとのエピソードまで⁉️

    11月22日(土)夜11時30分〜
    「人生最高レストラン」

  • 見城徹
    三上雅博三上雅博

    「映画館」

    子供の頃から映画館が大好きだった。
    見せ物小屋やお化け屋敷。薄暗い空間では、何故か心が躍った。
    学生の頃は映画の内容より、隣に座る女の子の横顔にドキドキしていた。
    15歳からは仕事一色。映画館は遠い存在になり、休みの日にレンタルショップで洋画を借りて観るのが、数少ない楽しみだった。
    当時の好きな映画は「フェイク」。ジョニー・デップとアル・パチーノの演技に魅了された。
    ブラッド・ピットの「デビル」や「セブン」も、何度観たかわからない。
    16〜17歳の頃、「タイタニック」を映画館で観た。感動して、わざわざビデオを買い、テープが擦り切れるほど繰り返し観た。
    そのすぐ後に、まさか自分が豪華客船の処女航海で鮨を握ることになるとは思わなかった。
    近年は映画館から遠ざかっていたが、親父の755の投稿をきっかけに、再び足を運ぶようになった。
    「グランメゾン・パリ」で心が震え、「国宝」で胸が焼かれた。

    やっぱり映画は、映画館で観るものだ。

    そして遂に、伝説が幕を開ける。
    11月28日。
    観る者の人生を変える映画——『栄光のバックホーム』全国公開。

    感動よ、日本中を焼き尽くせ。