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見城徹のトーク
トーク情報見城徹 YumikoYumiko 先日、見城さんが歌舞伎座で林真理子さんと偶然会ったことを投稿されていて、その時の様子が、なんと今週の『週刊文春』の林真理子さんのコラム、「夜ふけのなわとび」に詳しく書かれている。
横内謙介さん脚本・演出の『きらら浮世絵伝』の話から、出版界の話まで。
見城さんの外見が、37年前とあまり変わっていなくて、キャップ、ジャンパーにデニムがきまっていた、というくだりは、見城さんが大好きな我々読者にとっては、やはりたまらなく嬉しい。
週末、実家に立ち寄って探し物をしていたら、偶然このストラップを見つけた。
25年前の2000年。この頃も林真理子さんのコラムが大好きで、ある時、文藝春秋社の企画に応募し、高い倍率をくぐり抜け、林さんの限定オリジナルストラップを手に入れた。当時の同僚で、今は国会議員の田島麻衣子が隣の席だったので、軽く自慢してみたけど、これを見ただけでは、全くわけがわからないといった様子。それでも、非常に嬉しかったのを覚えている。
その後時を経て、見城さんとお会いすることができ、今も変わらず林さんの執筆するこのコラムを読んでいる。何という奇跡。- 見城徹
見城徹 ↑ 時代を往還した何という胸に沁みる投稿!
写真のストラップが立憲民主党の田島麻衣子さんの挿話と共に心憎いまでに効いている。ということは25年前、2人は新日本監査法人に勤務していたということか?誰にも青春はあった。それが現在の何かの瞬間に再び輝き出す。その思い出を噛み締めて今を生きる。Yumikoの佇まいが目に浮かび、息遣いが聴こえて来るようだ。
時は流れる。人は生きる。今日は一瞬で過去になる。ユーミンが[12月の雨]を歌っている。
「時はいつの日にも親切な友達。過ぎてゆく昨日を物語に変える」
甘くて切ない人生。中村勘九郎演じる蔦屋重三郎が写楽の見得を切る『きらら浮世伝』のラスト。鳥肌が立ったこのラストの所作がストラップの横でイラストになっている。このイラストを描くために平松昭子さんも『きらら浮世伝』を観たということか?交錯する平松昭子のイラストとYumikoのストラップ。この写真には人生そのものが滲んでいる。今発売中の[週刊文春]の林真理子「夜ふけのなわとび」。まだ、間に合う。秀逸なエッセイを多くの人に味わって欲しい。
そして、歌舞伎座の『きらら浮世伝』は明日まで演っている。