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見城徹

「ちひさな群への挨拶」 吉本隆明 ぼくはでてゆく 冬の圧力の真むかうへ ひとりつきりで耐えられないから たくさんのひとと手をつなぐといふのは嘘だから ひとりつきりで抗争できないから たくさんのひとと手をつなぐといふのは卑怯だから ぼくはでてゆく すべての時刻がむかうかはに加担しても ぼくたちがしはらつたものを ずつと以前のぶんまでとりかへすために すでにいらんくなつたものはそれを思ひしらせるために ちひさなやさしい群よ みんなは思ひ出のひとつひとつだ ぼくはでてゆく 嫌悪のひとつひとつに出遇ふために ぼくはでてゆく 無数の敵のだまん中へ ぼくはつかれてゐる がぼくの瞋りは無尽蔵だ ぼくの孤独はほとんど極限に耐えられる ぼくの肉体はほとんど苛酷に耐えられる ぼくがたふれたらひとつの直接性がたふれる もたれあふことをきらつた反抗がたふれる ぼくがたふれたら同胞はぼくの屍体を 湿つた忍従の穴へ埋めるにきまつてゐる ぼくがたふれたら収奪者は勢ひをもりかへす だから ちひさなやさしい群よ みんなのひとつひとつの貌よ さやうなら

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見城徹のトーク
トーク情報
  • 見城徹
    見城徹

    体調が今一つしっくり来ない。無理ばかりして来たが、もう無理が効かない体になっているということか?3年前には上がっていたベンチプレスの
    100kgが上がらない。走るスピードも落ちた。
    右肘痛がまだ収まらない。悲しくなって夜空を眺めている。映画[007シリーズ]撮入前のダニエル・クレイグのトレーニング・メニューを思い出す。あのハードな辛さに耐えてスクリーンのジェームズ・ボンドは成立していた。憧れ続けたあの肉体。2006年の[カジノロワイヤル]をもう一度観て寝よう。

  • 見城徹
    ろころこ

    見城さんの本や755を読むたび心配で、755を始めた頃はご無理なさらないで下さいと投稿したり、それを切に願ったりしていました。いつしかその願いは見城さんにとってリングを降りて下さいと言っているように聞こえるのかもしれないと思うようになり、最近は控えておりましたが…どんな見城さんでも誰より一番カッコイイから、どうかご無理なさらず長生きして欲しい。おせっかいでもやはりそう願ってしまう夜明けのMEW。

  • 見城徹
    見城徹

    ↑ 有難うございます。
    [無理]は「理」が「無い」と書きます。僕のような凡人は「理」があることをしていたら天才たちには敵わないに決まっています。だから、無理を選んで突破して来た。「理」が無いことをやり切って結果に繋げて来たのです。だから、いつも苦しい。だから毎日憂鬱です。それが肉体的に限界に来ていることは解っているつもりです。要は今までして来た人生を降りるか?降りないか?の問題です。リングを降りれば楽になります。けれど、僕は降りない。[あしたのジョー]のようにリングで死ぬ。白い灰になって燃え尽きる。
    「無理を突破しなければ、人生じゃ無い!」そう呟いて[あしたのケンジョー]になります。
    I Will Go to War!

  • 見城徹
    見城徹

    おはようございます。2025年1月29日。
    大阪で[mikami limited50]を営む鮨職人・三上雅博がリトークしてくれた2021年2月の僕のトークです。↓

  • 見城徹
    三上雅博三上雅博


    おはようございます。
    2021年2月の親父の投稿のリトークです。
    昨日のリトークの続きです。

    「God is in the details」
    建築家のミース・ファンデルローエの言葉。
    小さな事にクヨクヨしろよ。神は細部に宿るのだ。

    本日も皆様、宜しくお願い致します。

  • 見城徹
    三上雅博三上雅博

    1980年1月29日この世に生を受け、今日で45歳になりました。
    北海道小樽市オタモイ1丁目17番21号。
    長屋の団地群。僕は海岸の側の山間の集落みたいな場所で生まれ育ちました。気がつけば随分遠くまで来てしまいました。
    やっぱり僕は鮨職人になるために生まれて来たのだと思います。今考えると全ての事象が僕を鮨の世界へ誘導していた様にさえ思うのです。実は未来が先に決まっていて、人生とはその伏線を回収して行く事に他ならない気がするのです。
    鮨の世界に関わって30年。今日まであっという間でした。
    僕の人生は失敗と挫折と後悔の繰り返し。何度か死にかけながら、なんとか今日まで生き延びてきました。過去の全ては時の流れが物語に変えてくれます。
    僕は色んな物を捨てながら、色んな事を諦めながら、ただひとつだけの鮨に縋り、しがみつきながらこれからも、「往く道は精進にして忍びて終わり悔いはなし」と、声を大にして歩き続けます。

    親父、先日は感動の誕生日祝いを有難う御座いました。感謝で涙が溢れます。

    生涯一鮨職人。三上雅博。

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  • 見城徹
    三上雅博三上雅博

    今際の際「もう少し時間があれば一流の鮨職人になれたのに」と、思いながら死んで行く未来はもう決まっている。完璧な物など存在しない世の中で、完成しないとわかっている物を少しでも完成に近づける様に、悩みながら苦しみながら生きて行く。それが生きると言うことよ。