削除されたユーザー「憂鬱〜でなければ」に感銘を受けた方は、二冊目は「人は自分が期待するほど、自分を見ていてはくれないが、がっかりするほど見ていなくはない」がお勧めです。そして「たった一人の熱狂」は4月の文庫本の発売を待ちましょう! …と、勝手にお勧めです。デジタルの755も素敵ですがやはり本はいいですね。個人的には対談本の「異端者の快楽」は見城さまの幼少期や原点が垣間見れて好きです。号泣しながら読みました。
見城徹のトーク
トーク情報見城徹 見城徹見城徹 32歳の夏、西ベルリンのベルリン夏季大学に短期留学していた恋人と落ち合って、ドイツの小さな町々を旅した。どの町も昼は光と影のコントラストが鮮やかで緑が美しく、風は甘やかだった。町並みは中世の面影を残して静かに佇んでいた。宿泊したそれぞれの個人経営のホテルの夜は家庭料理が美味しくて、食べ終わると2人でまだビールを飲みたくて町に飛び出した。ミュンヘンのホフブロイハウスで店付きのカメラマンに撮ったもらった2人の写真はついに届くことはなかった。北国を旅しているとあの時のドイツ旅行を思い出す。彼女はレギュラー番組が5本もあり、2人とも目が回るほど忙しかった。あんなに長い夏休みがどうして取れたのか、今となっては謎である。
見城徹 三上雅博三上雅博 ↑
おはようございます。
2018年8月の親父の投稿のリトークです。
いつも親父の文章に心を奪われます。感情移入しながら読んでいます。
なんて素敵な文章なんだろう。その洗練された美しさはまさに芸術だ。研ぎ澄まされた感受性。瞬時に本質を見抜く洞察力。並外れた表現力。親父の言葉は色々な形で読む者の深部にまで衝撃を与える。
その通りだ。あっという間の人生だから、ただただ狂って生きるだけ。
ドイツ旅行のワンシーン。実際に自分が体感したのではないかと錯覚するほどに、情景も心情も、匂いや温度までもがはっきりと伝わってきます。あまりにも美しくて、それが切なくて儚くて、僕は感動ばかりです。
本日も皆様、宜しくお願い致します。