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ひで
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【結 妹背山婦女庭訓 波模様 大島 真寿美】 R6.10.9 読了 【渦】に続き、この小説も面白い! 《概要》 明和八年、道頓堀で近松半二の「妹背山婦女庭訓」は人々を熱狂の渦に巻き込む。芝居道楽が高じて絵にも義太夫節にも才を見出す者、半二の娘を頼る弟子、半二に敵わないと歌舞伎へ移った者…。操浄瑠璃に魅せられた人々の人生を喜怒哀楽豊かに生き生きと描く。直木賞&高校生直木賞W受賞『渦』に続く群像物語。 《感想》 【渦】では、近松半二にスポットライトを当て、操浄瑠璃「妹背山婦女庭訓」のできる過程を描いていた。 【結】は「妹背山婦女庭訓」に魅せられた人々にスポットライトを当て、その人々の喜怒哀楽と人間模様を鮮やかに描いています。 読むと当時の操浄瑠璃の熱狂。それを見たために、進むべき道が大きく変わった人々の心模様。一人一人の心情が胸に迫ります。 人生に必要なことは? 自分にとって大事な人は? 誰の花が何処で咲くかわからない。 だから、その種を毎日毎日植える作業を続けなければならない。(自分の役割を果たさなければならない。) 文中にある「ええもんもろてんのやから、ええもん返さなあかん。」が心に響きました。 この小説も読んで良かったと思います。

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ひでのトーク
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  • ひで
    ひで
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    小さい頃によく飲んでいた。
    今住んでいる周辺では見当たらず、先日催事場で発見して購入。
    久々に飲んだ感想は甘すぎた〜。

  • ひで
    ひで
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    【男女最終戦争 池袋ウエストゲートパークXX 石田 衣良】 R6.12.10 読了

    《概要》
    ファイナル・ウォーズ勃発!

    「敵はすぐ近くにいて、
    笑顔で仲間を装っているのだ。
    内心ではおたがいのことを、
    相手ばかりが制度に守られ、
    恵まれたポジションで、
    有利に暮らしていると憎みあっている」

    ネット上で激化する、男女のいがみあい。
    女性嫌悪(ミソジニー)の果てに生まれた
    「硫酸男」の正体とは。

    表題作「男女最終戦争」のほか、
    バッテリー盗難ビジネスに巻き込まれた高校生、
    愛国ブログに潜む闇、
    真面目な会社員女性が嵌ったメンズコンカフェの罠など、
    今まさに起こっていること、
    明日起こるかもしれない事件を刺激的に描いた短篇4篇を収録

    《感想》
    読む前から。そして読んでいる時もドキドキが止まらない。
    そして読み終えた後は、感動の余韻に浸れる。

    今回もマコトとタカシの友情。
    今、街で起きていること(事件)に目を向けて、解決していく姿に感動。
    池袋ウエストパークはどれを読んでも心が躍動する!!

  • ひで
    ひで

    12月は2回発熱。
    そこから仕事に穴を開けないように毎日12時前には寝てました。
    仕事から帰ってきたらご飯食べて寝る生活。
    読書もせずに。
    なんとか12月の仕事が終了したので、ゆっくり休んで本読もう!

  • ひで
    ひで

    【探花 今野 敏】

    《概要》
    横須賀基地付近で殺人事件が発生。竜崎は米海軍犯罪捜査局からリチャード・キジマ特別捜査官の参加を認め、異例の日米合同捜査が始まった。その一方、同期キャリアで腹の内を見せぬ男、八島圭介が警務部長として県警本部に着任。八島には前任地福岡での黒い噂がつきまとっていた。合同捜査が生む軋轢、殺人事件の波紋。

    《感想》
    今野敏の隠蔽捜査シリーズは面白い。
    今回は特に、自分に馴染みのある地域が出てきたから俄然盛り上がりました。

  • ひで
    ひで
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    やっと本屋に行けました。
    年末年始の楽しみが増えました。

  • ひで
    ひで

    このyoutubeを今年の最後に見れたことが幸せです。
    自分を振り返るとやるべき事・必要なことをやり切っていない。
    今年の反省です。

    来年は必要なこと全てを実行に移す。
    そこから新たな景色が広がればと思います。

  • ひで
    ひで
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    【東京ハイダウェイ 古内 一絵】
    R7.1.7 読了

    《概要》
    ようこそ、心休まる「隠れ家」へ。

    東京・虎ノ門の企業に勤める桐人は、念願のマーケティング部に配属されるも、同期の直也と仕事への向き合い方で対立し、息苦しい日々を送っていた。
    直也に「真面目な働き方」を馬鹿にされた日の昼休み、普段は無口な同僚の璃子が軽快に歩いているのを見かけた桐人は、彼女の後ろ姿を追いかける。
    たどり着いた先には、美しい星空が描かれたポスターがあり――「星空のキャッチボール」

    桐人と直也の上司にあたるマネージャー職として、中途で採用された恵理子。
    しかし、人事のトラブルに翻弄され続けた彼女は、ある日会社へ向かう途中の乗換駅で列車を降りることをやめ、出社せずにそのまま終着駅へと向かう。
    駅を降りて当てもなく歩くこと数分、見知らぬとんがり屋根の建物を見つけ、ガラスの扉をくぐると――「森の箱舟」

    ……ほか、ホッと一息つきたいあなたに届ける、都会に生きる人々が抱える心の傷と再生を描いた、6つの癒しの物語。

    《感想》
    辛い状況だったり、何かに不安や焦りを感じている人が、その状況から抜け出すキッカケを描いた作品だと思う。
    再生して、前を向き歩き出す物語。
    この書籍が今年初めての読了だったことに何か意味があるのかなと思います。
    出来る・出来ないではなく、まずは動き出してみる。
    今年のテーマです。