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鈴江信彦
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[暗殺]柴田哲孝 著 幻冬舎 まず、僕の個人的体験から書く。約二十年前、僕の友人がある事件に巻き込まれ、死んた。警察は事故死として処理したが、僕はその時から今現在に至るまでずっと、彼は殺されたのだと信じている。僕がいくら彼は殺されたのだと主張しようが、事実がどうであろうが、彼は公的には事故死したのだ。 この作品において元首相が殺害されたということは紛れもない事実だ。しかし、元首相を死に至らしめた真実は必ずしも一つであるとは限らない。真実は一つであるはずだ、というのは虚妄であり、思い込みに過ぎない。それが作者がこの作品で提示する懐疑であり、諦念でもあったのではないか。 読み終えたからといって、万人が納得出来るネタバレが決してなされることのない作品。読んだ人間にはそれぞれの真実がある。事実は元首相が殺されたという一点のみ。 読み手の心理と性格、年齢や知識によって何通りもの解釈、真実がある作品だと感じた。 だからこそなのか、やはりどうしても気になるのだ。結局、犯人は誰だったのか。事実はどうだったのか。 そして、ロサンゼルス国際空港に降り立ったシャドウの次の標的は何なのか。

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鈴江信彦のトーク
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  • 鈴江信彦
    鈴江信彦
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    夜の散歩@中目黒3丁目


    勝ちたいのではない。
    勝つと、決めている。

    願望ではなく、覚悟。
    感情ではなく、信念。

  • 鈴江信彦
    鈴江信彦

    昨日は15,627歩 今朝の体重68.3kg

    二日続けて高尾山を歩き、自分の気力・体力が戻ってきたことを実感できた。

  • 鈴江信彦
    鈴江信彦
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    朝の散歩@中目黒3丁目


    「上手くやろう」と思わず
    ただ「やる」に徹した過程の中で
    意識と無意識の境界は消え
    “自分”という存在が
    行為そのものに溶けていく

    音が遠のき
    呼吸が静まり
    僕の世界は一点に収束する

    思考は止まり
    身体が語り始める
    それは
    流れそのものの意志

  • 鈴江信彦
    鈴江信彦

    「上手くやろう」とも、
    「勝たねば」とも思わない。

    ただ、やる。
    ただ、この瞬間に在る。

    思考が消え、
    身体が語り始めるとき、
    僕は“世界”と溶け合う。

    風も、音も、敵も、味方も、
    すべてが一つの流れとなり、
    僕はその中の一粒になる。

    だから、
    他人の幸せを願うのは、当然のこと。
    彼らの笑顔は、僕の呼吸の延長。
    彼らの成功は、僕の中の光の揺らぎ。

    世界が動けば、僕も動く。
    僕が燃えれば、世界も燃える。

    “勝つ”とは、他者を倒すことではない。
    流れの中で、
    自分が純粋に「在る」こと。

    戦いでも、瞑想でもない。
    それは――
    世界との一体化、その静かな歓び。

  • 鈴江信彦
    鈴江信彦

    自分の755のトークに対して拍手を頂くのは、
    どなたから頂いても嬉しいです。
    しかし、松五郎の森さんから頂く拍手は、
    格別嬉しいです!

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  • 鈴江信彦
    鈴江信彦
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    朝の散歩@上目黒2丁目


    思考は静まり、
    身体が語り始める。

    動きの中に、意志が宿る。

    僕は“やる人”ではなく、
    “やるという流れ”そのものになる。

    世界と僕の境界が消え、
    ただ、純粋な「在る」が残る。

    それが、
    僕にとっての集中。
    生きていることの、
    最も澄んだ瞬間。