ikutamaikutama2024年10月05日 10:17豊饒の海(1〜4)6.20〜10.3 いつもの半分位の速度で読み、やっと小説の世界に入り込めた。 三島由紀夫が全力で書いた作品、一つ一つの文章をゆっくり味わう価値がある。散りばめられた表現や哲学、様々な仕掛けや登場人物の心情、驚きの連続だった。読み終えて、「春の雪」「奔馬」「暁の寺」「天人五衰」というそれぞれの題名が心に染みる。こんなにも切なく淡く爽やかで厳しい物語が他にあるだろうか。三島由紀夫の中には、どれ程繊細で、大胆な心が詰まっていたのだろうか。改めて三島由紀夫に興味を持った。 思想を直接的に表現したり、ドキドキさせるドラマの展開があったりする。正直3割から4割くらいしか理解できていない。それでも最後まで読めたのは、 「自決当日に完結させた書いた小説」それを知りたかった。全て覆す結末。三島が人生で感じたもの。全てを救うと同時に全てを否定する。 読み終えて、次の荒野を探す。動けないならまた読書する。読書できないなら動くしかない。1
ikutamaikutama4日前『時間とは幻想』。調べると、「人の意識が作り出したもの。時間は“存在そのもの”ではない。」「静寂と循環の中では、時間は意味を持たない。」「絶対的なものではなく、観測者の状態で変化するもの。」等、哲学•物理学の両面から真剣に議論されている。生きている。今、ここに存在する。動けば答えが出る。これまでの答えが“今の自分”。14
ikutamaikutama3日前コロコロと動く心を固める。自由を捨て、義務を背負い、決心の先にある人生を歩む。「一言で国を滅ぼす言葉は『どうにかなろう』の一言なり。」(小栗忠順)危機が本気を生み、危機を奇跡に変える。17
ikutamaikutama2日前目の覚めるような言葉。休むことなんて考えちゃいけない。命を燃やし尽くす。自ら燃焼を止めようとするなんて、身勝手で図々しい。少し傾いただけで、総崩れになる。気をつけなければ。21
ikutamaikutama1日前当時、「奇跡のバックホーム」を読み、バックホームのシーンを見て、涙が止まらず、引退セレモニーの動画まで泣きっぱなしで見ました。これが「物語を知る」、「人の人生に触れる」ということだと体感しました。奇跡のような瞬間が、そこに至る物語を知り、栄光の瞬間に変わる。映画、ありがとうございます。1102