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ikutama

『勝者には何もやるな』。勝利の事実だけで十分だ。他者の評価も施しも、“勝負の本質”を曇らせる。慢心や依存の原因となる。 『蹲るだけの勝者』。“孤高の勝利”で満足できるような勝負を選び、努力を遂げる。そして、「勝利の瞬間」に完結する“完全なる勝利”。“美しさ”しかない。

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ikutamaのトーク
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  • ikutama
    見城徹見城徹

    自分の土俵にどうやって相手を引っ張り込むか?世の中のルールや常識で戦っても勝ち目は薄い。自分の作り出した仮説や法則、ルールで試合をするなら勝ちは確実に見えて来る。勝ってしまえばそのルールはあたかも当然のような一般のルールになる。勝てば官軍なのだ。常識は自分で作る。そして、自分で作ったルールを自分で壊す。また、作る。それを繰り返していれば人生は面白い。
    [勝てば官軍]。深い言葉だ。

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  • ikutama
    ikutama

    従うか、従わないか、去るか、従わせるか。
    外側の世界を自分の中に取り込み、過去から現在までの情報を基に未来を描き、言語化し、理解させる。ルールを作る人は、繊細に時間を行き来している。

  • ikutama
    見城徹見城徹

    「癒着」という言葉の意味について『広辞苑』を引いてみると「本来関係あるべきでない者同士が深く手を結び合うこと」と書かれている。癒着は悪い意味で使われることが多い言葉だが、仕事を成功させるためには非常に重要な要素だ。

     癒着とはどういう状態を指すか。お互いがお互いを必要として結果を出す唯一無二の関係だ。しかし、誰かと癒着するにはキラーカードを持っていなくてはならない。

     相手が喉から手が出るほど欲しいキラーカードをこちらが持っている。そして「どうぞ使ってください」とそのキラーカードを惜しげもなく差し出す。

     相手も手元にキラーカードを持っており、見返りにそのキラーカードを差し出してくれる。ギブ・アンド・ギブという無償の贈与、テイク・アンド・テイクという無償の報酬の関係は癒着とは言わない。ギブ・アンド・テイクの対等な関係の上に癒着はある。

     もし君がキラーカードを1枚しか持っていなければ、その1枚を人に渡してしまった瞬間に弾切れになる。一時的に相手と癒着の関係が構築されるかもしれないが、次に渡すべきキラーカードが1枚も残っていなければ、癒着の関係は早々に終了する。

     パートナーとして長く癒着の関係を保つためには、キラーカードを何枚も手元に持っておかなければならない。お互いが圧倒的努力を重ねて何枚ものキラーカードを常に獲得し続けるからこそ、お互いがお互いを必要とする癒着は続いて行く。

     そして、キラーカードを切り合った先に、大きな成果が出ると癒着は益々深くなる。

     勘違いして欲しくないのだが、「癒着」と「人脈」は似て非なるものだ。僕は「人脈」という言葉を聞くと虫酸が走る。

    「仕事ができる人間になるためには人脈が重要だ」と考える人は、異業種交流会やパーティにやたらと出席しては名刺交換に勤しんでいる。大勢の人間が集まる場で名刺を渡し、通り一遍の薄っぺらい世間話をしたところで、癒着と言えるまでの濃密な関係を築けるわけがない。残るのは顔も思い出せない人たちの名刺の山だ。

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    癒着。2つの別世界が出会い、相互に刺激し、身を焦がすようなエネルギーを発する。目的のために繋がる“人脈”のに対し、“癒着”は目的を超えて一体化し、離れられない“一連托生”の関係。
    癒着を作る“キラーカード”。きっとそれ自体に「オリジナリティ、明快、極端」を含む。
    名刺はきっかけ。耕さなければ何も生まない。

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    見城徹見城徹
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    書家の金田石城さんが来社。思わぬプレゼントを戴いた。一番好きな言葉だし、素晴らしい文字で物凄く嬉しい。

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    「往く道は精進にして 忍びて終わり悔いなし」
          酒井雄哉大阿闍梨
    ただ進むことを意味する「行く」に対し、「往く」は目的地へ向かうこと。「精進にして」は「精進でもある」
    目的地へ向かうことは、それ自体が修行でもあるので、(到着せずに)倒れても悔いは無い。

    金田石城さんの書は、繊細であると同時に力強く、晴々としている。ワクワクさせる。

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    見城徹見城徹

    短いパットは絶対に入らない。だから入らなくても、オーバーするパットを打つ。人生は一度切り。行き過ぎた方がいい。「過ぎたるは及ばざるがごとし」は嘘だ。

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  • ikutama
    ikutama

    費やすエネルギーの量にブレーキをかけるのは自分。エネルギーが小さければ、結果も小さく、「力の向き」が正しかったかも分からない。“遠慮”より豪語、強行し、己を鍛え、配慮できる人間でありたい。

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    見城徹見城徹


    作曲 三枝成彰、台本 林真理子、演出 秋元康、 美術 千住博、指揮 大友直人、主演 大島幾雄、佐藤しのぶのオペラ[狂おしき真夏の一日]を上野の東京文化会館大ホールで観た。
    いやあ、これが素晴らしかった。気が付いたら、客席でブラボーと叫んでいた。正に「狂おしき真夏の一日」。恋はいつだって共同体の倫理や道徳を、いや、法律だって突破する。背徳の快楽が身体を差し貫き、頭の中はクレイジーな妄想で溢れ返る。出演者たちの髪型がその爆発を象徴している。三枝成彰の音楽と林真理子の台本と秋元康の演出が見事に絡み合い、化学反応を起こし、炸裂して圧倒的でエキサイティングな人間賛歌の宇宙を創り出した。音楽と歌声に酔い痴れ、セリフに痺れ、演出に唸り声を上げた。何というオペラの本道!オペラは大衆演劇であり、猥雑なエネルギーの噴出であり、生きることへの賛歌であることをまざまざと見せつけられた。これぞ芸術。4日間の公演ではあまりに惜しい。有難う、主催のテレビ朝日、BS 朝日、朝日新聞、メイ・コーポレーション、協賛した企業の皆様。
    今も車の中でメロディーと歌声が身体中を駆け巡る。沢山の人に観てもらいたい。再演を、よろしく!

  • ikutama
    ikutama

    まず固有名詞を正確に丁寧に記す。敬意を込め、誠意に報いる。次に、端的に全体の評価と感じた世界観を伝える。そして会場の熱気や体感したことを、自分の視点から臨場感を込めて書く。相手の努力や想いを想像しつつ、自分が受けた影響を具体的に伝える。陰で支える人達への感謝も忘れない。それらを支える圧倒的な語彙力と教養、経験値は計り知れない。