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K0183

疲れが取れない、気だるい朝。まだ寝ていたい。少しのイレギュラーで調子が崩れがちになった。年をとったのかもしれない。 見城さんはほとんどブルゴーニュの白しかお飲みにならない。トークに並ぶ偉大な白の数々には、いつも驚かされる。 私は白ワインをあまり飲まないけれど、見城さんのトークで時折登場する「バロン・ド・エル」だけは別。ワインリストにあれば迷わず選ぶ。 初めて飲んだのは、当時の恋人と一緒にいた頃。もうはるか遠い、泡沫の記憶。 泡となっても消えてくれない、永遠に残る余韻、、、 別れの間際、お互い過ごしてきた時間や想いに向き合う。言ってしまったこと、言えなかったこと。忘れてしまったこと、忘れたかったこと。気づいてあげられなかったこと、気づかなければよかったこと。様々な想いが交錯する。 別れても、それぞれの道を生きていかなければならない。 さよならだけが人生だ。 バロン・ド・エルを口にするたびに思い出す、酸く切ない記憶。  人生には「酸味」も大切だ。 今日は見城さんに倣って、「酸味」の骨格がしっかりしたブルゴーニュの白ワインを開けよう、、、

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K0183のトーク
トーク情報
  • K0183
    見城徹見城徹

    勧酒(于武陵うぶりょう:唐時代の詩人)

    勧君金屈巵
    満酌不須辞
    花発多風雨
    人生足別離

    君に勧む金屈巵きんくつし
    満酌辞するを須もちひず
    花発はなひらきて風雨多し
    人生別離足る

    コノサカズキヲ受ケテクレ
    ドウゾナミナミツガシテオクレ
    ハナニアラシノタトエモアルゾ
    「サヨナラ」ダケガ人生ダ

  • K0183
    見城徹見城徹

    昨日は辛い別れがあった。
    長い間受け入れて来たつもりだったが、限界が来てしまった。無理をしていたのだと思う。出会えば別れる。人は失うために生きている。
    サヨナラだけが人生だ。

  • K0183
    K0183

    「花発多風雨」。花が開けば風雨に遭う。この自然の摂理を人生の別離に重ねた于武陵の眼差しに、深く共感します。風雨を恐れて酒杯を辞するなかれ。別離は避けられぬからこそ、今この刻を惜しめ、と。
    「『サヨナラ』ダケガ人生ダ」。井伏鱒二のこの訳には、諦念と覚悟が同居する、生きることの陰影を感じます。
    改めて、古典の持つ言葉の力を教えていただきました。
    金田石城先生が書にしたら、どんな魂の形になるのかと思いを巡らせています。

  • K0183
    K0183

    「さよならだけが人生だ」で思い出す大好きな漫画家、
    弘兼憲史さん。
    たくさん好きな作品がありますが、今回は「加治隆介の議」。

    かつての恋人の死に目にも会えず、その亡骸に会いに行くことも許されない。
    そんな中で届いた一通の手紙。
    「総理大臣になって下さい」。

    こぼれ落ちる涙。

    「会いたい」諦めきれない諦念と、諦めていた背負うべき覚悟が矛盾したままま交錯する。
    聞こえないはずなのに、心に響いてくる声なき慟哭。

    真実は、逆説と矛盾の中にこそ存在する。
    さよならだけが人生だ。

  • K0183
    K0183

    時間がかかりそうな緊急の仕事が入ってしまった。明後日も仕事。【一郷一会】展、明日どうにか行きたい。

  • K0183
    K0183

    自分が許せないので、訂正、微修正して再度アップさせてください。すみません。

  • K0183
    K0183

    「さよならだけが人生だ」で思い出す大好きな漫画家、
    弘兼憲史さん。
    たくさん好きな作品がありますが、今回は「加治隆介の議」。

    かつての恋人の死に目にも会えず、その亡骸に会いに行くことも許されない。
    絶望の中で届いた、彼女が最期に遺した一通の手紙。
    「総理大臣になってください」。

    こぼれ落ちる涙。

    「会いたい」。
    諦めきれない諦念と、諦めていた背負うべき覚悟が
    矛盾したまま交錯する。

    聞こえるはずないのに心に響いてくる、声なき慟哭。

    真実は、逆説と矛盾の中にこそ存在する。
    さよならだけが人生だ。

  • K0183
    K0183

    だめだ、小さいことにクヨクヨしてしまう、、、立て直せない、、、