755に逃げ込んだ。 逃げ場所を求めて755に来たのだ。 そして、赤の他人の優しさを求めた。 恥も外聞もなく、この胸の内を吐露できる場所として755が有ってくれて良かった。 自分のことしか考えて居ないのが僕です。 お判りいただいているでしょうが。 親父の通帳から1万円を抜いて競馬に行く息子。 父は、鳶が鷹を産むわけでもなく。蛙の子は蛙と、笑ってくれるだろうか。 詫びながら、それでも行く。 それが人間。それも人間。