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まずは二号店の無事オープン、おめでとうございます。 そして「その店、盛況につき」は、オーナーの考え方がそのまま店舗に反映されている事は安易に想像がつく。 だから今回の投稿には全てに共感しています。 顧客満足とスタッフを豊かにしたい。 高級店での食事も高い服も要らない。 僕も同じくです。 がむしゃらに働く事が美徳とされていた世代ですが、若い頃は多分ストレス発散と見栄がぐちゃぐちゃになっていたんだろうな。 今回の引越しで高い服も殆ど処分したけれど、結果四十万くらいになったから儲けた気がする。笑 まぁ今まで通り、のんびりやるつもり。

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    店内
    板張りの床は靴を脱いで上がる、旧店主時代からのシステムを踏襲。
    ここにあるのは全て古書ですので、手に取る時は慎重にならなくてはなりません。
    ただ、かっぱ横丁などの古本屋と違い、紐で縛ったものや状態の酷いものがないので不思議と落ち着く。
    ※撮影は店主了承済みです。

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    「人の顔色伺って、機嫌とって。そんなつもりも時間もねーよ」

    たぶぅーさんと修治さんのトム談義や、その後のタイプライターのリトークで刺激され、久しぶりに観た。
    この作品にはトム・ウェイツがファンの一人として出演していて、真面目に質問に答えたり[ラフィング・ハート]を朗読しています。

    映画の内容ですが
    インタビュー中にリンダ夫人と口論になり、その後に本気で蹴飛ばしたり、講演会の前に悪酔してしまい上手く行かなかったあと、「お前が安物のワインを飲ましたせいだ!」と怒鳴ったり。
    〝オールドパンク”そのものってシーンも多いけれど、執筆した作品からは想像し難い、繊細さを含む飾りっ気なしの素直な言葉も多い。

    「好きな作家がいたら全集を読め。更に書簡集や対談まで全て読む事を薦める。そうする事で作家本来の姿が浮き上がる」は「文は人なり」という名言を吐いた人の言葉です。
    しかし、複雑で繊細な作家(=人間性)の場合は、これだけじゃ足りないと思います。

    この作品は故人を聖人化する気が全くないので好感が持てる。
    故に、何度も観る耐えられるドキュメンタリーの一つ。

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    シティライツ書店主催の朗読会
    バックステージでは開始前なのに既にベロベロで、「舞台にバケツを用意しろ」とか「安ワインのせいだ」など、とにかく機嫌が悪い。

    まだアングラ新聞に「ブコウスキー・ノート」を書いていた程度の頃。
    地元LAでは2,30人しか入らない朗読会が、サンフランシスコのホールでは700人が集まる。
    かなり繊細な人だから、そりゃ緊張して機嫌悪くもなるよね。。

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    観客はキレるブコウスキーを観に来ている。
    客が煽る
    客へ言い返す

    朗読が中々進まない。。笑

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    最近では一つのジャンル化した感のある同性愛モノ。
    バロウズ原作ということもあり『クィア』を観に行きましたが、恋愛モノいうよりバッドトリップを擬似体験する作りになっていました。

    原作のドライな文章がそのまま視覚化された様な一部と、気怠さと切なさがズシンと響く二部、ジャングルを舞台にしたホラー仕立ての三部の構成。
    奇妙(クィア)に歪んだ「6代目ボンド」ダニエル・クレイグの演技は、常に死と隣り合わせのジャンキーの生態がリアルに表現されていて、器の大きさを感じる事が出来た。

    「ウィリアムテルごっこ」など原作にない逸話も幾つか出て来る。
    これは、バロウズ本人に興味を持って欲しいという監督や脚本家の意図もあった様に思う。
    確かにメキシコ逃亡期の実話で、時代背景もマッチしているが、本作をイカれたおじさんの悔恨話と観る人もいそうで少々残念。

    ハーバードを卒業するも、定職につかず親の遺産で食い繋ぐ、所謂穀潰しの毎日をニューヨークで送っていたが、既にドラッグ中毒になっていたバロウズ。
    確かにダメ人間ではあるが、『クィア』は中毒から抜けた頃に書かれたもの。
    ダニエル・クレイグが良かっただけに、原作に忠実に、辛く切ない物語に仕上げて欲しかった。

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    ケルアックの墓前で詩を朗読したり、ギンズバーグへの膨大なインタビュー映像から、文学、主にビートニクが与えた影響を可視化出来る『ローリング・サンダー・レヴュー:マーティン・スコセッシが描くボブ・ディラン伝説』

    ディランへのインタビューも当時を振り返る内容のものばかりなんですが、終始けむに巻く様な話し方で、いつも通り(?)インタビュアーの質問にも適当な返答をする場面が多い。
    中でもギンズバーグが歌唱するシーンが出て来るが、彼の歌について聞かれても「彼は素晴らしいダンサーだ」って。
    答えになってない。

    そうそう、これですよ、これ。
    こういう本物のディランを観たかった。

    実際のギンズバーグの歌声はソフトで、楽器の演奏もかなり上手い。
    詩で成功した後は音楽をやりたかったそうですが、それも納得出来るほどのクオリティなのに、ディランはダンスを褒めてばかりで、観ている自分も何が何やらわからなくなる。
    しかもシリアスな表情で声のトーンも低めだから尚更です。

    トリックスター的な顔と、新しいものを常に吸収しロックに文学と社会性をサラッと取り入れた先駆者的な顔。
    どこまでが実像でどこまでが虚像か分からない、ボーダーレスなスタンスに憧れます。
    「文は人なり」って言葉はコンプリートアンノウンには通用しない。

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    やっと見つけた。

    週末の大雨予想
    うってつけの天気になりそう。

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    不思議な紀行文でした。

    遺作と知っていたので総括的な内容なのかと構えて読んだけれど、読み易くて面白かった。
    街の景色やそこに生きる人々に対する鋭い視点は健在だが、浮かない感情が全体を包んでいる為、結論に至らないまま書く事を放棄しているような印象を受けた。
    更には藤本和子さんの軽やかな言葉が本書全体の寂寥感を強める効果となっています。

    複雑な感情は単純化され、誇張やユーモアに対する危惧も感じられる文体は、読み進めるほどに心地良い。
    これは、ブローティガンの中にあった(であろう)、表現における一種の羞恥心のせいだろう。

    それと、仏教や東洋哲学の暗喩表現が多い気はしたが、日本人ならスッと腹落ちすると思う。
    書いた人しか分からない感覚に触れる事が読書の楽しみだし、血肉化されている言葉だからこそかも知れないけれど。

    全てのエピソードが現実に起こった事だとは思わないが、不運な女性達に思いをはせているうちに、最終的に死への渇望に繋がったのかも知れない。
    カッコよく言えば、他人の人生を通して、自分の人生の到達点を見つけたって感じですね。

    今年読んだ本の中では現時点でトップ。