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思い残すことなく死ぬために
トーク情報
  • 死ぬために生きる
    死ぬために生きる

    見城さんが昨晩飲まれたワイン

    左から

    ジェローム・プレヴォー ラ・クロズリー LC18

    ラミ・カイヤ シャサーニュ・モンラッシェ 2020

    プラネタ シャルドネ 2008

    J・ホフスタッター バルトゥナ ヴィーニャ・スルバーノ 1999

    ニコラ・ジョリー クロ・ド・ラ・クーレ・ド・セラン 2021

    グラヴネル ロッソ ブレグ

    ミアーニ フリウラーノ フィリップ 2013

    ポデーリ・アルド・コンテルノ ランゲ シャルドネ ブッシアドール 2021

    ポデーリ・アルド・コンテルノ バローロ ブッシア 2015

    シャトー・ディケム 1996 ??

    左端の赤いキャップのボトル"蜜蘭香"と、中程のベージュのキャップのボトル"桂花香"もとても気になった。

    蜜蘭香(ミーランシャン)は、広東省潮州市の鳳凰山だけで生産される極上の烏龍茶"鳳凰単叢"の中でも、とても人気が高いお茶で、蜜のような甘美な香りから、"濃密蘭香"、"烏龍茶の女王"などと呼ばれている。

    桂花香(グイファーシャン)の桂花とは、中国語で金木犀の意。
    こちらも極上の烏龍茶"鳳凰単叢"の一種で、金木犀の甘く華やかな香りと烏龍茶特有の渋みを持つ素晴らしいお茶。

    繊細なお茶とのペアリング。
    ワインとはまた違う儚さや美しさがあり、想像するだけで香りや味が広がってくる。

    解説無用とお伝えいだいたのですが、素晴らしいワインとお茶を目の当たりにし、止むに止まれず言葉にしてしまいました。

    未熟な僕の自己顕示をお許しください。

  • 死ぬために生きる
    死ぬために生きる

    ↑ どこかでお見受けしたことがあると思い記憶を辿ってみると、2022年10月25日の『GOETHE』の記事に載っていたお店だと思い出した。

    僕のサッカーのヒーローである中田英寿さんにまつわる記事だったこと、店主の高橋隼人さんが同郷出身であることから、とても嬉しくこの記事を読ませていただいた記憶が蘇った。

  • 死ぬために生きる
    死ぬために生きる

    ↑ 僕みたいな何者でもない人間が、見城さんとお話をさせていただくことに、いつも大変恐縮しております。

    本当にありがとうございます。

    日々精進を続けさせていただきます。
    一日一生。今日も生き切ります。

  • 死ぬために生きる
    見城徹見城徹

    ↑ 僕は全員とイーブン。相手に真心さえあれば、
    それでいいんです。そのことを僕は石原慎太郎さんから学びました。石原慎太郎さんは単純明快にそういう人でした。カッコ良かったなあ。

  • 死ぬために生きる
    死ぬために生きる

    チーム合流(渡航)まで2週間ほど。
    復帰戦までは1カ月と1週間。

    身体の数値のみで言えば、体重、体脂肪率、筋肉量などの経過目標をクリアし、1年半ぶりの復帰になんとなく希望が持てていた。

    しかし、サッカーは身体の数値だけでプレーはできない。

    ポジションや選手の個性によって求められる役割は変わるが、90分走り切る能力が必要であり、ボールを足で扱う技術も必要だ。

    頭も使い続けなければいけないし、何より精神面が重要だ。
    心が折れて自分自身に負け始めたら、目の前の相手や相手チームとの勝負にも勝てなくなる。

    結局1番重要なのは精神面だと僕は思う。

    精神面を鍛える1番の方法は、あえてキツいトレーニングを行い、それを自らの糧とし、日々自分に勝ち続けて生活することだ。

    その精神面を鍛え直すために、また心肺機能を戻すために、今日は1年半ぶりに中距離のタイムトライアルを行った。

    結果は残酷。
    1分半もタイムが遅くなっていた。

    しかし、ただひたすらに身から出た錆。
    僕はこの1年半で、自分を甘やかし続けてきたのだ。

    この1カ月トレーニングをやり切ったからと言って、僕の心身にこびりついた甘さを拭い去ることはできていない。

    むしろこの1年半だけの甘えではない。
    30年間圧倒的努力をせずに、ほどほどやってほどほどの結果で満足していた、自分の甘さがここで溢れ出ているのだ。
    本当に情けない。トレーニングをしながら情けなさと悔しさで涙が出た。
    泣く資格すらないと言うのに。

    僕はかなり数値に精神を左右されるので、タイムが遅くなっていると言うことで、復帰するのがかなり怖くなってしまった。

    しかしやるしかない。
    ここで自分の責任から逃げ、人生を諦めてしまったら、僕は命があるだけの死人になってしまう。

    サッカーを復帰すると決めたのも、やりきって引退するためだ。
    今のままだと絶望しきって引退することはできないし、絶望しきって死ぬこともできない。

    そして復帰を決めたもう1つの理由は、圧倒的努力で結果を出すと言うことを、自分の骨身に染み込ませたいからだ。

    本当に怖いし、本当に憂鬱だが、ただやり続けるしかない。
    1日では変わらずとも、1週間、1カ月、1年と続ければ差は歴然だ。

    今までの自分であれば、また適当に努力して適当な結果で満足していただろうが、755を始め、毎日見城さんや見城さんを愛する皆さんの言葉と考えに触れ、日々を生き切れるようになってきた実感がある。

    まだまだ甘いがやるしかない。
    長くまとまりがない文章だが、これが今の僕のリアルだ。

    引退する時に、この文章を見た未来の僕は、過去の僕を笑って愛してくれるだろうか。

    今日も残り1時間生ききる。一日一生。

  • 死ぬために生きる
    死ぬために生きる
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    『男の粋な生き方』

    男として人としてのカッコ良さとはなんたるか、本当の「粋」とはどう言うものかを、この本を読むことで教えていただいた。

    現代の若者は、格好つけることを「イキってる」などと言い、「粋」と言う言葉を無駄に多く使ってはいるが、そこに言葉の重みはない。
    僕も含めて現代の若者は、どこか甘く、危機感なくただ共同体の一部として生きている人が多いのだと思う。

    石原慎太郎さんの言葉はとても強い。
    しかしその強さの裏には、確かな愛や優しさを感じる。

    ご本人が実際に体験し、思考し、獲得してきた言葉だからこそ、その人となりや心の内側が真っ直ぐあらわれているのではないかと思う。

    そして、本当に言葉が美しい。
    日本人で良かったとさえ思わされる。

    全章、全エピソード、全文字素晴らしいので、どこかを抜粋するなど大変恐縮だが、あえて選ぶとするならば、P248[第十八章・君の哲学は]に登場するこの文章だ。

    (以下抜粋)
    「大事なことは先達のこうした表現に啓発されて君が君の哲学をすることだ。つまり自分自身の存在とは一体どういうことなんだ、自分とは一体どういうものなんだと考えることが人生の弾みになるのだ」

    この文章を読んだ時、僕は『読書という荒野』のP220の見城さんのお言葉、「読書とは自己検証、自己嫌悪、自己否定を経て、究極の自己肯定へと至る、究極の武器なのである」を思い出した。

    本質的な部分は同じなのではないかと思う。

    どんなに何かから刺激を得ようと、知識を得ようと、素敵な方から言葉をもらおうと、何を貰おうと、結局は僕の中にしか答えはないのだ。

    人生を好転させるのも、転落させるのも、僕自身なのだ。
    圧倒的努力を、僕がするしかないのだ。

    そして、374ページ、全体で二十八章からなるこの本の最終章の名前は、『勝者には何もやるな』。
    最高に痺れる、美しい、粋な終わり方だ。

    他に読もうと思っていた本があったのだが、見城さんが755で石原慎太郎さんのお名前を出されていたので、いてもたってもいられずに読み始めてしまった。

    僕は何者でもない。
    たいそうなことは言えない。
    結局は個体の掟で自分自身の人生を生きていかなければいけない。

    しかし、石原慎太郎さんのようなカッコ良い粋な男になりたいと強く感じた。
    むしろこんな男や人がいなければ、世界は、日本はダメになってしまうのではないかとも感じた。

    また一冊僕の人生のバイブルが増えた。