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死ぬために生きる
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2年ぶりのプロサッカー選手復帰から、1週間が経過した。 お世話になっているにも関わらず、連絡をできていない皆様申し訳ございません。 復帰した事実や瞬間が、あまりにも日常の一つ、当たり前のことのように感じられ、これは報告をしてお時間を頂戴するほどではないと感じ、連絡できずにおりました。 ただただ僕という男一匹が復帰したという事実。それだけでした。 やっとスタートラインに立っただけで、むしろここからが重要になる。 外国でプロとしてお金をもらうということは、外国人助っ人として、優れて当たり前の結果とプレーが求められる。 有難いことですが、ここからは地獄の始まり。 次々に結果を求められ、有難いことに相手には対策され、日々やることをやらなければ、生ききらなければ脱落していく世界。 絶望しきって死ぬために、その礎としてまず絶望しきって引退する。 僕にとって引退するまでのこの2年間は、残りの人生を熱狂して生きるための鍛錬、精進の期間。 試合に対して未だに恐怖や不安を感じ、常に自己嫌悪になる自分。 死ぬために生きるとうたいながら、家族や友人達もいつか死んでしまうのかと強烈に寂しくなる自分。 そんな自分を受け止め、ただただ熱狂して生きるしかない。 30歳で2年ブランク。 僕は今サッカー界ではほとんど価値がない選手。 「勝者には何もやるな」 引退する時、人生を終える時、微かに笑うために。

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絶望しきって死ぬために
トーク情報
  • 死ぬために生きる
    死ぬために生きる

    ↑見城さん有難うございます。

    3月29日に下北沢[はっぴいはうす]にて見城さんに初めてお会いさせていただきました。
    その時に体感した、積み重ねてきたものが内側から滲み出る、見城さんの圧倒的オーラへの感動。
    そこから755を毎日眺め始め、自らの成長のために755を始めたのが5月3日。

    見城さんのお考えやお言葉に触れて勉強をさせていただくのはもちろん、755の皆様にも刺激をいただいてこの5ヵ月を過ごしてきました。

    755は間違いなく僕の骨格の一部になり、見城さんや皆様からいただく言葉は僕の血肉になっています。
    情けない言葉ですが、僕は人生を救ってもらったように感じています。

    755は奇跡のSNSです。
    本当にいつも有難うございます。涙が出そうです。

  • 死ぬために生きる
    中川 剛中川 剛

    ↑プロサッカー選手復帰おめでとうございます㊗️㊗️ゾーンに入っていると感じてしまうほど、日々に打ち込んでいらっしゃることが滲んでいる言葉に刺激されています。有難うございます。「次々に結果を求められ」という言葉を読んで、以前の見城さんのトークで非常に印象に残っている「無間地獄」という言葉を思い出しました。応援しています‼️

  • 死ぬために生きる
    見城徹見城徹

    仕事の結果が出れば出るほど、結果を出した人は苦しくなる。周囲や上司は更なる結果を求めるからだ。例えば一つのベストセラーを出すとする。会社はもっと売れる戦略を課して来る。圧倒的努力でベストセラーを作ったのに、作ったその人こそが辛い立場に追い込まれる。つまり、仕事の結果を出すと、その結果より先の困難な問題に立ち向かわざるを得なくなる。「もっと、もっと」と周囲は期待する。クリアしてもクリアしてもそれは続いて行く。つまり、無間地獄なのだ。しかし、結果を出すとはそういうことなのだ。憂鬱でなければ、仕事じゃない。それを日々実感し続けていると、地獄の道行きが楽しくなる。充足感に満たされる。困難や試練こそが生きている証なるのだ。

  • 死ぬために生きる
    死ぬために生きる

    ↑中川さんリトークとご投稿をいただき有難うございます。
    また、見城さんのご投稿もリトークいただき有難うございます。
    僕のような若輩者の投稿で見城さんのご投稿を思い浮かべていただくのは大変恐縮ですが、やはり見城さんのお言葉は凄いなと頭が下がるばかりです。
    結果を出しても出してもすぐに次の結果を求められ、結果を出しても「外国人助っ人だからできて当たり前」と片付けられる環境。
    サッカーを休んでいた2年間の中で、僕は自分の弱さに甘え続け、時間と命を無駄にし続けてきたので、今の困難や試練とのギャップに押し潰されそうにもなりますが、そこに生きる充足感と幸せ、生きた心地を感じている自分もいます。
    僕の無間地獄はまだまだ生ぬるいものですが、「憂鬱でなければ、仕事じゃない」ことを日々実感し、さらなる地獄へ突き進んでいきたいと思います。
    中川さんの応援を背に、日々を生ききります。