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見城徹

自分は思い込んでいないか? 自分は勘違いしていないか? 自分は楽な方に流されていないか? 自分は面倒なものを避けていないか? 自分は自己満足に陥っていないか? 日々、自己検証です。

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見城徹のトーク
トーク情報
  • 見城徹
    森貴代江森貴代江
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    昨日の放送を皆様観てくださりありがとうございました‼️
    有難い心のこもった感想まで書いてくださり本当に嬉しいです。改めて皆さんに応援していただけている私たちは幸せ者だと感じています。

    藤井はずっと"修行したことがない自分"に引け目を感じてきました。当時、根っこがない、根無草、料理に節操がないなど、藤井を表現する言葉はこんな言葉ばかりでした。

    でも私は、根無草も節操なしも突き詰めればそれが必ず根っこになる!個性になる!だから努力し続けて、飽きずに逃げずに向き合え!!と藤井に言い続けてきました。

    スタジオで撮影中にこの映像を観て、私は藤井の努力が花開いた瞬間に感じて涙が溢れて止まりませんでした。

    藤井を初めて料理人として認めてくださったのは見城さんでした。見城さんが藤井を「松五郎のシェフ」と表現してくださったのが、藤井にとってシェフと称されるスタートでした。藤井がシェフとして自覚が芽生えた瞬間だったと思います。

    見城さんが居てくださらなければ、いまの藤井はいなかったと言っても過言ではありません。どれほど感謝しても足りません。

    来週、再来週とより一層飯テロになることは確実です。
    ぜひ皆さん楽しみにしていてください。

  • 見城徹
    見城徹

    2025年6月30日。
    大阪で[mikami limited 50]を営む鮨職人・三上雅博がリトークしてくれた2018年8月の僕のトークです。↓

  • 見城徹
    見城徹見城徹

    [読書という荒野]がまだ売れている。最初は出版するのを躊躇した。箕輪の勢いに押されてバタバタと出したけど、出して良かった。見切り発車。あんなカオスの中でしか実現しなかったと今は断言出来る。考えていたってダメなのだ。旅についての章でゲーテの[イタリア紀行]について書くのを忘れたのが悔やまれる。50歳を過ぎた頃、ゲーテの[イタリア紀行]に沿ってイタリアを旅した。正に読書を実践した旅だった。あの旅のことをいつか書きたい。

  • 見城徹
    見城徹見城徹

    [読書という荒野]に流れている通奏低音は吉本隆明の[マチウ書試論]である。[マタイによる福音書]を吉本隆明は自分の人生の問題として読んだ。僕は[マチウ書試論]を僕の人生の問題として読んだ。[読書という荒野]が読む者の人生の問題として読まれたらこんなに嬉しいことはない。読書とは当たり前だけど、人生を変えるものなのだ。

  • 見城徹
    見城徹見城徹

    [読書という荒野]に書き忘れたものがもう一つある。フランスの作家ポール・ニザンと哲学者シモーヌ・ヴェイユである。ポール・ニザンは[アデンアラビア]という小説の最初に次のように書く。

    「僕は二十歳だった。それがひとの一生でいちばん美しい年齢だなどとだれにも言わせまい」

    シモーヌ・ヴェイユは次のような言葉を残している。

    「わたしたちは架空の楽園よりも、現実の地獄を選ばなければなりません」

    2人とも同時代を戦いに生きた。シモーヌ・ヴェイユは34歳で食事を拒否、自ら命を絶ち、ポール・ニザンは35歳で戦場に散った。苛烈な人生だった。2人の言葉は意図せず見事に共鳴している。

  • 見城徹
    三上雅博三上雅博


    おはようございます。
    2018年9月の親父の投稿のリトークです。

    いつも吉本隆明の事を僕なんかが言葉にして良いのか躊躇います。僕は755で親父の投稿を見て、初めて吉本隆明の詩と出会いました。その初めての感想は「格好良い」。「美しい」。頭から爪先まで電撃が駆け巡る様でした。
    残酷な真実をこんなにも美しく表現出来る事に心が震えました。同じ時代を生きていない僕には吉本隆明の心情を細部まで読み解く事は難しいですが、僕なりに解釈して自分の人生と心境を重ねて読んでいます。読めば読むほど深く堕ちていく様な感覚になります。特に「ちひさな郡への挨拶」が大好きです。
    親父の投稿で何度も目にする「マチウ書試論」は、修行の足りない僕にはあまりにも恐ろしく、未だ触れられずにいます。
    どう読むか。どう読んだか。自分の人生の問題。抱える悩み。その葛藤。苦しみや憎しみや悲しみを重ねる事で、新しい世界が見えてくる。
    読書という荒野。僕も荒野を行く。地獄の底で踊り狂え。

    本日も皆様、宜しくお願い致します。