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見城徹

新宿駅東口の緑の窓口にまた来ている。人でごった返している中を歩く。45年前の僕と彼女が沢山いる。しばらく眺めていた後、初恋の彼女と別れた[明治パーラー]に行ってみた。新宿東口駅ビル2階に当時はあった。その場所には喫茶店など影も形もない。細かなブティックがひしめき合っていた。スターバックスがあったが、明治パーラーが存在した場所とは違うようだ。45年前の初恋の彼女と別れた日。小雨が降っていた。彼女は緑のレインコートを着て入って来た。目を閉じてみる。彼女との貧しかった日々が思い浮かぶ。長い時間が経った。生きた。愛した。戦った。そして、僕はまだ生きて戦っている。あの頃は今の僕を予想だに出来なかった。後2ヶ月と24日で69歳になる。よく頑張ったな、と少しは自分を褒めてやりたい気持ちになる。安易にはかろうじて流れなかった。自分の力で人生を切り拓いて来た。目を開ける。溜息をつく。これからも戦う。人生は続く。人混みの中に一歩を踏み出す。

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見城徹のトーク
トーク情報
  • 見城徹
    見城徹見城徹

    生きるということは、自分の醜い自意識と向き合い、他人の嫉妬という悪意を受け止めることだ。器量は大きく。懐は深く。義理と人情には厚く。全ては天が見ていると思うしかない。

  • 見城徹
    見城徹見城徹

    不安と恐怖と憂鬱に苛まされながら、誰よりも圧倒的努力をして、苦痛と自分の弱さに耐え抜いた者だけが痺れるような充足を手に入れる。そう言い聞かせなきゃあ、圧倒的努力なんてやってられないよ。勝者には何もやるな!

  • 見城徹
    三上雅博三上雅博


    おはようございます。
    2019年1月の親父の投稿のリトークです。

    親父のエッセイの連載第3回をリトークする予定でしたが。その間に心に響く投稿がありすぎるので今日はそちらをリトークさせて頂きました。

    今日はランチ営業があるので今からお店に行きます。
    皆様本日も宜しくお願い致します。

  • 見城徹
    三上雅博三上雅博

    逃げて逃げて逃げ続けた先にいる未来の自分が、もしタイムスリップして過去に戻ってやり直す事が出来たとしたら、その過去をどうやって生きるか考える。

    今がその過去だと思ったら、1日も1時間も1分も1秒も、刹那も無駄には出来ないんだ。
    蹲ってはいられない。
    立て。動け。踠いて足掻いて今日と言う日を生きるんだ。

  • 見城徹
    見城徹

    ↑ 気合い入ってるなあ、三上。今日も絶望的だが、行くぜ、僕も地獄へ。I Will Go to War!

  • 見城徹
    見城徹

    「箕輪家行きたい」と書いたトークを誤って消してしまった。だから、もう一度書きます。
    箕輪家で食べたい。マルちゃん、あっさり系を作って下さい。