ログイン
詳細
見城徹

僕は講演が苦手です。講演というのは結局は自分はどうやって「成功」したかを話さなければならない。又は、「成功」するにはどうやったらいいかを話さなければならない。でも、僕にとって「成功」という言葉ほど嫌いなものはないんです。「夢」よりも嫌い。僕は著作でも書いているように「成功」に価値を一切置いていない。自分の人生の価値は自分が決めるものであって他人や世間が決めるものではないと思っています。自分に恥ずかしくない生き方をする。そのことがどれだけ大変なことか?世間的な「成功」を目指すなんて豚に喰われろ。僕はそれを母校の後輩たちに伝えたい。そうすると講演は難しくなるんです。だから憂鬱です。

前へ次へ
見城徹のトーク
トーク情報
  • 見城徹
    死ぬために生きる死ぬために生きる

    今日は箕輪さん主催?のある会(イベント)にお邪魔させていただいた。

    僕は会う度に箕輪さんに魅了される。
    もちろん会う前はSNSなどをくまなくチェックする。

    箕輪さんを尊敬する点を挙げ出したらキリが無いが、人を味方につけて熱狂の渦に巻き込む能力がある。

    大胆な部分もあれば、細やかに人を気遣える繊細さもある。
    他者への想像力や、他者理解なるものがずば抜けているのでは無いかと思う。

    それでいて少年のような部分もあるので、お付き合いをさせていただいていて、これほど気持ちが良い人はいない。

    前にも書いたが、僕は箕輪さんに死ねと言われれば死ねる。
    事あるごとに刺激をいただいているから、勝手に義理を感じている。

    サッカーの引退まで2年。
    日数にすると、たったの730日。

    毎日を一日一生の気持ちで過ごしやり切れば、必ずいい意味で絶望し切って引退できるはずだ。

    そして圧倒的努力の型が、少しは骨身に染み付いているはずだ。

    そうなれていたら、引退後は数年間箕輪さんの力になるために人生を使いたいと思っている。

    あまり理想や目先のことは話したくないが、本気でそう思える人なのだ。

    箕輪さんと出会って6年目になるが、出会って以降も箕輪さんは個体の掟で活躍を続け、僕は中途半端な人間としてただ社会に佇んでいる。

    箕輪さんに会った後は、必ず刺激と喜びを感じ、その反面不甲斐ない自分自身への悔しさと憤りを感じる。

    ただこれはひとえに、自分がやってこなかっただけなのだ。
    悔しさを感じることさえ烏滸がましい。

    やるせなさを胸に、今日もこれから走る。

    今日が1番若い。一日一生。