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見城徹

「シン・ゴジラ」を観た。面白いか面白くないか、と聞かれたら面白い。退屈はしない。特に政府側の面々の対応はリアリティーも臨場感もあるし、名だたる役者たちも熱演している。SFをあたかもドキュメンタリーのように政府側の視点で描き、攻撃兵器も自衛隊も米軍も作り物感は一切なく、リアルな戦闘シーンを演出している。超弩級のスペクタルと日本国政府の緊迫した攻防が一体となって観る者の心を鷲掴みにする。この映画は新しい実写版「エバンゲリオン」だ。だから、まだまだシリーズは続いて行くだろう。ゴジラも一旦は凍結されたがバージョンアップして甦るのだろう。庵野秀明、怖るべし。天才クリエイターにして最強のビジネスマン。 「君の名は。」と「シン・ゴジラ」を計算し尽くして送り出す東宝の優秀さと強かさには舌を巻く。コンテンツはまだまだビジネスとして先があるとこの2作を観て脱帽しながら確信した。 しかし、僕は「シン・ゴジラ」も「君の名は。」にも共感も感動もしなかった。まあまあ、面白い、そんな感じだ。僕が感動し共感した同じく東宝の「怒り」は興行収入20億円ぐらいだろう。20億円でも凄いが、僕が共感し感動する映画はメガヒットはしない。 一つの極で「怒り」を作り配給して、もう一つの極で「君の名は。」と「シン・ゴジラ」を作り配給する。東宝は完璧な会社だ!

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見城徹のトーク
トーク情報
  • 見城徹
    三上雅博三上雅博


    親父が暗闇の中で覚悟を決めた時、それに応える様にケンジョーが勝利を手にした。
    奇跡は偶然ではない。必然だ。
    熱狂が奇跡を起こすのだ。

    運命の瞬間を目の当たりにしました。

  • 見城徹
    見城徹見城徹

    あと25日で68回目の誕生日がやって来る。子供の頃から、誕生日を祝われることに興味はないが、68回目ともなると感慨は深い。随分長く生きて来たがまだ68回目かという想いもあるが、とうとう68回目まで来たかという想いもある。25年前に不安と恐怖を胸に幻冬舎を立ち上げた。何とか生活出来ればいいかと思っていた。その25年前は初めてハワイに行き、モアナ・ホテルに泊まった。夢のハワイだと感動した。50年前も25年前もささやかに生きていた。思えば遠くまで来た。今の自分を想像も出来なかった。沢山の「大切なもの」を失い、世間的な「成功」は得た。まだまたプロセスだ。あと25年先は僕は生きているだろうか?今よりもっと遠くに行くのか?確かに[あの世]は遠いところだけど、90歳を超えて生きていたら体はどんな感じだろう?痛い腰を抱えながら、やがて来るべき日のことを考える。人生は儚い。そして死が全ての人を平等にする。つかの間の人生。どうせ一夜の夢ならば最後まで熱狂して生きる。圧倒的努力をして、世界の価値を紊乱する。ゼロで元々。改めてそう考える。

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  • 見城徹
    三上雅博三上雅博


    おはようございます。
    2018年12月の親父の投稿のリトークです。

    過去も未来も現在も、圧倒的な生き様だ。
    どうせ一夜の夢ならば、実をも散らして狂うのみ。
    「紊乱」という言葉を知らなかった為、調べました。(道徳や秩序が乱れる事、乱すこと)

    今日はお昼営業のためちょっと早めに仕事に行きます。
    755の皆様、本日も宜しくお願いします!