藪 医師(中山祐次郎)藪 医師(中山祐次郎) あの時やめなければ、私はいまもあの東京の一流病院の外科医として、すいすいと人生を歩んでいたように思います。
見城さんから学んだ人情だけが噴出し、勢いだけで行った福島。苦しい臨時院長生活。そして郡山に移ってから干された日々。
三上雅博のトーク
トーク情報三上雅博 三上雅博 藪 医師(中山祐次郎)藪 医師(中山祐次郎) 福島なんて来なければ良かった。何百回そう思ったかわかりません。友人も親戚もおらず、職場ではまったく歓迎されず。
あまりに辛かったので、正面突破するしかない、そう思い切ったことを覚えています。三上雅博 藪 医師(中山祐次郎)藪 医師(中山祐次郎) でも、福島で優しい人たちにもたくさん出会うことができました。苦しいから正しいのだ。そう言い聞かせ、僕は無我夢中で手術と研究と執筆に向かいました。おかげでロボット手術の教科書を書いたり、博士号を取れたり、小説をたくさん出して頂くことができたり。神様は見ていてくれてるのかもな、なんて思うこともありました。