三上雅博のトーク
トーク情報三上雅博 見城徹見城徹 僕が初めて[カハラ]で食べたのは40年前に遡る。石原慎太郎さんと行ったのだ。石原慎太郎さんの一橋大学の同級生で摂津信用金庫のトップだった大木さんが関西随一の店として大阪に来た石原慎太郎さんを招待したのである。随行していた僕もその栄に浴した。今と全く変わらないインテリアと鉄板。今と違うのは森さんがずっとカウンターの中で料理してくれていた記憶がある。料理は初めて体験する美味しさで感動した。6、7年前、森さんが黄綬褒章を受賞した盛大なパーティーで僕が来賓の2番目として登壇した。「僕の『カハラ』の始まりは石原慎太郎さんの一橋大学時代の親友・大木さん。それ以来お目にかかっていないがお元気だろうか?感謝している」とスピーチの中に盛り込んだ。降壇して、しばらくしたら800人ぐらいいる会場で、80歳過ぎに見えるご老人がゆっくりと人混みの中を僕に向かって歩いて来る。「何だろう?知り合いではないはずだ」と訝しんだ僕に片方の手を手を差し伸べ、もう一方の手はご自分の顔を指差して、
「摂津信用金庫の大木です」と仰った。思わず肩を抱きしめてしまったが、40年の時を経た素敵な再会だった。三上雅博 見城徹見城徹 昨日、遅きに失した感はあるが塚原あゆ子監督
[グランメゾン・パリ]をようやく観た。料理と人生がミシュランの星を巡って壮大なスケールで繊細に熱く描かれる。冒頭から胸を鷲掴みにされ、体ごと持って行かれて、最後は名伏し難い感動に焼き尽くされる。「鳥の俯瞰と虫の触覚」で演出する塚原あゆ子の映像は益々オリジナリティに溢れ、俳優たちと相まって水も漏らさぬ堅牢な世界を創り出している。それを支えるのは黒岩勉の考えに考え抜かれた脚本だ。何という想像力と創造力!こんな完璧なストーリーがあるだろうか?富永愛演じるリンダの料理評のシーンは映画史に深く刻まれていい。鳥肌が立った。主演の木村拓哉と鈴木京香は長い俳優人生で最高の演技をしたと思う。何故か最初から涙が滲み、終わるまでずっと泣いていた。最後は号泣。今朝もまだ、余韻の中にいる。bravo‼️- 三上雅博
三上雅博 ↑
おはようございます。
先日、2025年2月の親父の投稿のリトークです。
映画「グランメゾン・パリ」を観た。
共感の嵐。涙溢れる料理評。感情移入しすぎました。朝になってもまだ感動の余韻から抜け出せません。本当に観て良かったです。
親父、教えて頂き有難う御座います。涙
覚悟を決めて地獄へ飛び込む。毎日その重圧に押し潰されそうになりながら地獄の底で踠いている。どうしたら喜んでくれるのか。どうしたら楽しんでくれるのか。どうしたら感動してくれるのか。どうしたら認めてくれるのか。人生の全てを捧げ、考えて考えて考え抜く。動いて動いて動きまくる。正確に精密に繊細に思考と行動を重ねていく。そうするとわずかな光が差してくる。失敗も挫折も後悔も、過去の辛かった全てはいつか己の力に変わる。悔しさをバネにして、自分を信じてくれる人達や、支えてくれる周りへの感謝を忘れずに、誠実にひたむきに祈るように生きる。何度でも立ち上がり、諦めず、自分を信じて突き進む。もうこの道で死ぬ覚悟は決まっている。
映画「グランメゾン・パリ」を観て、やる気に満ち溢れています。bravo‼︎