
三上雅博のトーク
トーク情報三上雅博 見城徹見城徹 ↑ 2023年11月1日。[やま幸]40周年&社長の山口の還暦パーティ。「バカ」が付くほど盛大なパーティだった。ここで僕は三上雅博と初めて会った。僕のテーブルに和服姿の目つきが鋭いスキンヘッドが挨拶に来てくれたのだ。挨拶に来てくれた人は沢山いたが、このスキンヘッドの全身から
放たれていたオーラを浴びて、ほんの2、3分だったが僕は何かが始まる予感に打たれていた。だから、直ぐに大阪にある[mikami limited 50]に
メンバーになりたい旨を告げて予約を取った。
あれから2年。僕は10回以上ただ食べるだけの為に[mikami limited 50]に通っている。
予感に打たれる出会いってある。自分の人生が初めての相手の人生と交錯したと感じる瞬間。偶然を運命にする直感力。あの日、三上との運命が始まった。三上雅博 見城徹見城徹 「運命に従え」と呟いてみる。人には誰にも運命の瞬間が人生で何度かある。戦うにしても戦わないにしても運命に従う。選び取り、行き着いた先が運命なのだ。「運命=他力」と言ってもいいかも知れない。運命から逃げない。運命を受け止める。
12月初旬発売で中華の鉄人・脇屋友詞の本を出版準備中だ。タイトルは[厨房の哲学者]。脇屋友詞は中学卒業と同時に中華料理店に入った。入りたくて入った道ではなかった。選ばざるを得なかったのだ。以来、中華一筋、運命に従って来た。その全てが赤裸々に描かれている。夢など実現した後に静かに語ればいい。「これが私の夢だったんだ」と。運命に従え。置かれた場所で咲いてみろ。先ずは目の前のことと格闘しろ。そんなメッセージに溢れている。30年前、僕は幻冬舎を作らざるを得なかった。創業9年目に上場した。7年後にMBOで上場を廃止した。4年前には幻冬舎グループの資本を劇的に組み換えた。そして今、ビジネスモデルの転換期に直面している。
明日、幻冬舎は創業30周年を迎える。記念行事など何もしない。パーティは大嫌いだ。明日から幻冬舎はどうなるだろう?なるようにしかならない。圧倒的努力はする。後は運命に従う。