ikutama4日前見城徹見城徹[初心に返る]とはよく言ったものだ。人は物事が上手く行き出すとどうしても何もなかった最初の頃の気持ちに戻れない。僕も幻冬舎を創業した時の悪戦苦闘の日々を忘れがちだ。自分一人の力でここまで来れたのではない。不安で押し潰されそうだった幻冬舎の旅立ち。旅は自分を初心に戻してくれる。北国を旅しながら自分に言い聞かせる。ゼロに戻せ。初心に返れ、と。431830
ikutamaikutama4日前何もなかった頃。全てのことが新鮮で、元気だけが頼りだった。ドキドキし、未来の不安を解消するために精一杯考え、行動する。やがて効率良く力を注ぐために、自動的にルーティン作業化されていく。生産性は向上するが、発するエネルギーの総和は、減少していく。旅は「慣れた場所から離れること」。思考によって自己否定に至るのではなく、行動によって自己否定に至る。“支え”を手離すことで、新しい自分を発見する。14
ikutama3日前見城徹見城徹窓を開けると風が冷んやりとして気持ちがいい。木々が光を浴びて葉を揺らしている。遥か向こうには青い山々が聳え、空は高く澄んでいる。北国の夏。晴れた日には永遠が見える。宇宙の時は悠久として流れ、止むことはない。僕は宇宙の一部として今この一瞬にここに在る。朽ちて果てるのは万物の定め。永遠の中の一瞬。ここに在ることの奇跡を想う。人生は一夜の夢。100年後から見たら今の僕の悩みなど何ほどでもない。だから、振り切る。だから、この一瞬を狂って生きる。 4232063
ikutamaikutama3日前窓から入る風。木々の輝きと動き。景色と空。「今、ここ」の日常の“美しさ”に気づき、「永遠、無限」を想像していく。そして「今、ここ」に“新たな自分”として戻ってくる。これは無意識に誰もがしていることなのかもしれない。ただ、そのスケール、繊細さ、スピード、向かう先、伝える力…どれもが桁違いに磨き抜かれている。13
ikutamaikutama2日前『自分にとって成功とは何か?それを考え詰める』自分の内側に生じた想いを表現し、外側の世界と擦り合わせて、答え合わせをしていく。依存や思いつきでは、“成功”は得られない。自分を殺し、外側の世界に合わせるのは、死んでからすればいい。「計画と実行」それが生きる醍醐味だと気づく。15
ikutama1日前見城徹見城徹自分は自分の人生を生きる。他人は他人の人生を生きる。ただそれだけのシンプルなことなのに人は自分と他人を比べてしまう。だから迷いが生じる。悩む。嫉妬する。勝ち負けにこだわる。苦しくなる。本質とは違うところで生じる負の感情を排除するには自分と他人を比べないことだ。解っていても、人はそれを克服出来ない。5611653
ikutamaikutama1日前『自分の人生を生きる』。歳を重ねる程に重みを増す、この言葉。環境も条件も違うから、各自の“最適解”は異なる。それなのに他人の「選択、評価」に依存し、時に嫉妬する。『本質とは違うところで生じる負の感情』。本質と向き合うことは苦しいが、本質とは違う部分で苦しむことは虚しい。全ては『自分との勝負』。自分が納得するために、この命と時間がある。10
ikutama18時間前見城徹見城徹何もかもが上手く行かないと思う朝。ベッドでどう気を取り直そうかと考えている。全ては身から出たサビ。己の不徳。己の未熟。己の努力不足。幻冬舎を創立した時のことを思い出せ。何にも無かったあの出発の日を。あれから33年。もう一度ゼロから始めればいいだけだ。報われなくても真心を尽くす。そうやって生きて来た。そこはブレない。忍びて終わり悔いなし。31760
ikutamaikutama18時間前日々生まれ変わるような新鮮な時を過ごしているようにみえる見城さんが、起き上がれない程に自己嫌悪し、別の自分を探す。“持たざる者”に憧れ、新たな旅を模索する。報われないことを覚悟して情熱を注ごうとしている。“今日”という時間をどう過ごすか。その繰り返し。その真剣な想いに触れることができる755に感謝します。32