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思い残すことなく死ぬために
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  • 死ぬために生きる
    死ぬために生きる
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    2ヶ月後の復帰に向け、筋肉を戻して脂肪を落とすために、錘入りのリュックを担いで山をランニングしている。

    熊などもたまに出る山なので、神経を張り巡らせながら走っている。

    すると、神経を張り巡らせ過ぎて敏感になっている僕の頭上を、何かが掠めていくように飛んでいった。

    映画や小説の中でしか出会ったことがない鳥が、首を回転させてこちらを見つめていた。
    フクロウだ。実に田舎である。

    「不苦労=苦労しない」など、日本ではなんとなく縁起がいい意味合いを持ち、ギリシャ神話でも女神アテナの使いとして、「知恵、理性、洞察力」の象徴という前向きな意味合いを持つ鳥だ。

    しかし、アジアやアフリカの一部では、フクロウの鳴き声が聞こえると「死の前触れ」だと伝えられている地域もあるそうだ。

    幸か不幸かどちらの前触れか。
    そんなことはどうでもいい。

    すっかり訛った身体に鞭を打ち、圧倒的努力で結果を掴む。
    この身体が納得いく身体に仕上がるか毎日不安だが、暗闇の中でジャンプし続けるしかない。

    僕は絶望しきって引退する。絶望しきって死ぬ。
    そのために毎日やり切る。毎日生き切るのだ。

    闘う。

  • 死ぬために生きる
    死ぬために生きる

    昨晩、見城さんが飲まれたワイン。

    左から、

    ルイ・ロデレール、クリスタル 2016

    コシュ・デュリ、ピュリニー・モンラッシェ、レ・ザンセニエール 2022

    ルモワスネ・ペール・エ・フィス、シュヴァリエ・モンラッシェ 1991

    スクリーミング・イーグル

    シャトー・オー・ブリオン


    錚々たるメンバー。錚々たるワイン。

    遅くなってしまい申し訳ございません。

    もっと勉強しなければ。

  • 死ぬために生きる
    見城徹見城徹

    ↑ いつも有難う。ルモワスネは「シュヴァリエ・モンラッシェ」ではなく「ル・モンラッシェ」です。シャトー・オー・ブリオンは何と小山薫堂の生まれ年の1964年です。見え辛くて申し訳ありません。

  • 死ぬために生きる
    死ぬために生きる

    見城さんありがとうございます。

    ただただ知識不足、不徳の致すところでございます。

    ご指摘の通りです。

    「シャトー・オー・ブリオン」は、右隅に見える"1964"の数字が確認できていたものの、初めて見たレア過ぎるヴィンテージだったので、間違いを恐れ、ミスを避けるため、書くことができておりませんでした。

    ただただ自分が情けないです。
    日々勉強を続けます。

  • 死ぬために生きる
    死ぬために生きる

    昨晩見城さんが飲まれたワイン。
    正しくはこうです。

    左から、

    ルイ・ロデレール、クリスタル 2016

    コシュ・デュリ、ピュリニー・モンラッシェ、レ・ザンセニエール 2022

    ルモワスネ・ペール・エ・フィス、ル・モンラッシェ 1991

    スクリーミング・イーグル

    シャトー・オー・ブリオン 1964

    不徳の致すところ。
    とても勉強になりました。

    ありがとうございます。

  • 死ぬために生きる
    死ぬために生きる
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    『編集者という病い』
    2度目の読了。

    僕は死ぬまでに、何度もこの本を読了することになるだろう。
    事あるごとに、何かの節目に、僕はこの本を読み直す。
    その時の僕がどんな状態であろうと、この本はきっと何かを問いかけてくる。

    本のジャンルは何に分類されるのだろう。
    ビジネス書?自己啓発?哲学書?何かのジャンルに分類するのも烏滸がましい。

    この本を読むことで、見城さんを作り上げてきたもの、見城さんが作り上げてきたもの、骨格、血、肉、見城さんのさまざまなものが見えてくる。

    僕はスポーツの世界でしか生きていない学のない男だが、この本を読み直したことをきっかけに、本を読むということにどっぷりとハマるかもしれない。

    物語やエピソードが強力なのはもちろん、見城さんの考えをなどを伝える言葉の使い方が素晴らしく、やたらと引き込まれていく。

    「悪魔のように繊細で天使のようにしたたかに」
    「光と影」
    「静寂の先には怒りのエネルギー」
    「臆病な心の対極には信じられないほど大胆な行動力」
    という、極端、対極、相反。

    755でお食事を紹介される際にも感じる、「形容詞」と「形容動詞」の使い方の上手さ。

    言葉って素敵だなと、こんな僕でさえ感じさせてくれる。

    僕が持っているのは文庫版なので、本の最後には小池真理子さんの解説がある。
    タイトルは「見城徹のエゴイズムとナルシズム」

    僕は、見城さんのエゴイズムやナルシズム、即ち「自己肯定」のようなものは、徹底した「自己検証」、「自己嫌悪」、「自己否定」から来ているのではないかと思う。

    だからこそ壁をぶち破り、理を無くせるような爆大なエネルギー持つことができるのではないだろうか。

    『編集者という病い』
    この”病い”を多くの人が持てたら、、、いや感じるだけでもいい。
    きっと日本や世界は良くなっていくであろう。

    偉そうに長く語ってしまった。僕みたいなものが感想を語るなんて烏滸がましいと思ったが、感想を書かないことの方が失礼だ。

    そう感じさせてくれるくらい、熱狂を促してくれる本なのだ。

    僕は僕の”病い”を患い生きていく。

  • 死ぬために生きる
    死ぬために生きる

    見城さんが飲まれたワイン。

    左から

    ルイ・ラトゥール、ピュリニー・モンラッシェ 2023

    ルイ・ラトゥール、シャサーニュ・モンラッシェ 2023

    ルイ・ラトゥール、ムルソー 2022