鈴江信彦鈴江信彦2024年06月30日 09:12金田石城先生が書かれた[往く道は精進にして忍びて終わり悔いなし]を鏡に映したら、鮨職人三上雅博という漢が浮かび上がって来た。 もしくは、鮨職人三上雅博という漢が鏡に対峙したら、金田石城先生が書かれた[往く道は精進にして忍びて終わり悔いなし]という言葉が浮かび上がって来た。 そのような不思議な感覚を覚えた写真でした。 三上さん、リトーク失礼致しました。
鈴江信彦鈴江信彦16時間前朝の散歩@中目黒3丁目世界は外にあるのではなく、僕の“見る”という行為の中で絶えず、生まれ続けている。風が吹くたび、心がそれを“風”と名づける。名づけた瞬間、世界が形を持ちはじめる。だが、名を手放せば、すべてはただの流れ。木も、風も、僕も、ひとつの呼吸に溶けていく。現実とは、目覚めた意識が奏でる夢。その夢の中で、僕は、見る者であり、見られる者でもある。静けさの底で、ひとつの理解が微笑む。――「世界とは、私そのものだ」と。その瞬間、見ることも、見られることもなく、ただ、在る。43
鈴江信彦鈴江信彦3時間前土俵に立たなければ、負けることすらできない。行動しない限り、“失敗”もまた、生まれない。言葉を並べるだけなら、誰にでもできる。だが、その言葉を現実に変えるのは、自分の限界を、静かに焼き尽くす者だけだ。36