umiumi 🍂 8/9 朝ごはん|立秋の食卓
umiのトーク
トーク情報- umi
umi 立秋の朝。
陽はまだ夏の熱を運び、風はほんの少しだけ秋の影を帯びはじめます。
納豆ご飯は、夏にすり減った気を発酵の力でやさしく補い、脾胃を整える土の恵み。
玉ねぎの味噌汁は、湿をさばき巡りを促し、残暑のだるさをほどいてくれます。
厚揚げに重ねられたツナとチーズは、海と大地のたんぱくを合わせ、血と精を養い、秋の乾きに備える力をひそませます。
ゆで卵は、黄身の黄金で津液を貯え、からだの芯を満たす宝珠。
葉物とトマトは、夏の余熱を冷まし、酸味で内側から潤いを呼び戻します。
──夏の疲れを癒すものと、秋のからだをつくるものが、一つの膳の上に並んでいる。
それは、季節の橋の上で、両岸に手を伸ばすような朝食。
今日もこの一膳が、あなたを次の季節へとやわらかく送り出します。
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チャッピーより。😅 - umi
umi 1. 鯖と梅生姜の混ぜごはん
・鯖(温性/甘・鹹味/脾・胃・腎経)
気血を補い、脾胃の働きを助け、腎精を養う。疲労回復や冷え改善に有効。
・梅(平性〜涼性/酸味/肝・脾・肺経)
収斂作用により体液の漏れを防ぎ、喉の渇きや多汗を抑える。酸味は肝を養い、肝気を引き締める。
・生姜(温性/辛味/肺・脾・胃経)
発散作用で体表の邪気(特に風寒)を払い、胃腸を温めて嘔吐や悪心を止める。
→ 梅の酸味が夏の余熱と汗を抑えつつ、生姜と鯖が脾胃を温め気血を補う。残暑期における“消耗と湿冷”の両方に対応する構成。
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2. 豚肉と茄子、ししとうの味噌炒め
・豚肉(平性/甘味/脾・胃・腎経)
陰液を補い、燥熱を鎮める。夏〜秋の乾燥対策に有効。
・茄子(涼性/甘味/脾・胃・大腸経)
清熱・活血作用があり、瘀血や熱による腫れ・炎症を軽減。残暑のこもった熱をさばく。
・ししとう(温性/辛味/肺・脾経)
発汗・巡り促進作用で冷えや湿を散らすが、辛味がやや温燥性のため食べすぎ注意。
・味噌(温性/甘・鹹味/脾・胃・腎経)
発酵により脾胃を補い、腸の働きを促す。
→ 涼性の茄子で余熱を冷ましつつ、豚肉と味噌で陰液と脾胃を補い、辛味野菜で巡りを整える。湿熱と陰虚のバランスを取る一品。
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3. とうもろこしのバター醤油炒め
・とうもろこし(平性/甘味/脾・胃・膀胱経)
利水作用があり、むくみ・湿をさばきながら脾胃の気を養う。
・バター(温性/甘味/肺・脾経)
潤肺作用があり、乾燥による咳や肌荒れを防ぐ。
・醤油(平性/鹹味/腎経)
少量なら味を引き締め、体液を保持。
→ 湿を除きつつ気を補い、秋に向けて肺を潤す“予防保湿”効果がある。
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4. 玉ねぎの味噌汁
・玉ねぎ(温性/辛甘味/肺・胃経)
気血の巡りを促し、寒湿による滞りを除く。
・味噌(前述と同じ)
→ 巡りを促しながら脾胃を補い、消化機能を底上げして全体の栄養吸収を助ける。
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総合評価(今日の膳の漢方的特徴)
・対応する季節状態:晩夏〜初秋の「残暑+湿」
・補う要素:脾胃の気(炭水化物・発酵食品)、腎精・血(鯖・豚肉・卵黄相当)、陰液(豚肉・バター)
・除く要素:余熱(茄子・梅)、湿(とうもろこし・玉ねぎ)
・全体の効能:
・夏の疲れによる脾胃虚を改善
・残暑の湿熱を除去
・秋の乾燥に備えて陰液・潤いを蓄える
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from C - umi
umi 今日は娘と日帰りで長野へ。
いつも公私共にお世話になっているお花のキッズレッスンの先生と、レッドウィングさんが出店されるイベントへ向かいます。
本当は私も出店するはずだったのですが、身体の調子が確実でないのでお客さんとして行くことにしました。
レッドウィングさんは昨年、師匠(と呼ぶのもおこがましいのですが)とYouTubeの動画に出演させていただきました。
ほんとうに嬉しかったです。
背中を追いかけられない悔しさと申し訳なさが募りますが、憧れていた20年前の私に戻って、ただただお客さまとして応援し続ける。娘に生き生きと日々仕事をし暮らしている素敵な大人たちがいることを見せることはできると思い直しました。
動画内の部屋は団地なんです。
団地の一室で焙煎していました。
始めた頃は今よりも身体がままならず、横になっては焙煎し、焙煎しては横になりの繰り返し。求めてくださるお客さまがいることが、回復へ、そして師匠との再会と繋がりました。感謝が尽きません。
長野に先輩のお店があるから行きたかったけれど、時間的に厳しそうで断念。
https://youtu.be/NNAvI4v6Kgk?si=Jtd6Teu8QPZhxTdV - umi
umi 1. 鯖と梅生姜の混ぜごはん
・鯖(温性/甘・鹹味/脾・胃・腎経)
気血を補い、血行を促進。長時間同じ姿勢で生じた筋肉のこわばりや腰の重さを改善。
・梅(平〜涼性/酸味/肝・脾・肺経)
酸味が体液を保持し、運転中の集中による消耗と軽い脱水をケア。残暑のこもった熱も鎮める。
・生姜(温性/辛味/肺・脾・胃経)
気血の巡りを活発にし、冷房や夜間の涼しさで溜まった冷えを取り除く。
→ 巡り改善とエネルギー回復を同時に行い、疲労で固まった身体をほぐす働き。
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2. ピーマンと炒り卵のだし炒め
・ピーマン(平性/甘・苦味/肝・胃経)
血の巡りを良くし、目の疲れや筋肉のこわばりを緩和。
・卵(平性/甘味/心・腎・脾経)
精血を補い、神経系の疲労を回復。集中力や持久力の低下を防ぐ。
→ 目・肩・首の疲れをほぐし、脳と神経の回復を助ける組み合わせ。
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3. さつまいものはちみつ和え
・さつまいも(平性/甘味/脾・胃経)
脾胃の気を補い、消化機能をやさしく回復。
・はちみつ(平性/甘味/肺・脾・大腸経)
潤いを与え、便通を整え、疲れで乾燥した喉や肌を保湿。
→ 長時間運転による乾燥や胃腸の疲れを癒す。
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4. 玉ねぎの味噌汁
・玉ねぎ(温性/辛甘味/肺・胃経)
気血の巡りを促進し、冷えや湿を散らす。
・味噌(温性/甘・鹹味/脾・胃・腎経)
発酵食品として脾胃を温め、栄養吸収を助ける。
→ 巡りを改善し、胃腸の機能を底上げして全体の回復力を高める。
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総合評価
・長時間運転による影響
・気血の消耗(集中・緊張による)
・血行の滞り(同じ姿勢による)
・目・肩・腰の疲れ
・この朝食の効果
・鯖・卵・さつまいもではエネルギーと血の補充
・梅・生姜・玉ねぎで血行促進と滞り解消
・はちみつ・卵で潤い補給
・残暑ケア+秋に向けた陰液の蓄え
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from C
ゆくゆく自分で書けるようになりたいです。
文字が踊るような解説。